真価が問われるとき

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

 

新型コロナウイルスで、日本だけではなく、世界中が大変な事態になっていますね。 

 

昨日、夜のニュースを見ておりましたら、マスクの売り切れが続出しており、ネットでは高値で販売されているというニュースが報道されていました。

 

新型コロナウイルスが広まる前は、たくさんドラッグストアで積み置かれていたのに、それが一気になくなってしまうなんて・・・。

 

誰かが買い込んだのでしょうね。

 

昨日の夜に見ていたそのニュースでは、マスクを購入してネットオークションで何倍もの値段を付けて売ることができた人へのインタビューを行っていました。

 

「高値を付けて売ること、全然悪いことだと思っていない。むしろ、流通していないマスクをネットを介して、必要な人に売ることができているのだから、良いことだと思っている」。

 

市場の原理ですから、供給よりも需要が上回ってる状態なのであれば、高い値段で売っても誰かが買ってくれるから良いですよ。

 

でも、このインタビューを受けていた人、あたかも「私は、社会貢献しているんだから何が悪い」的な感じで話をしていたので、「だったら、何倍もの値段を付けて売るんじゃないよ!」と思ってしまいましたね。

 

結局、自分で多額の利益を得ている訳じゃない!

 

私が感じた印象ですから、違うかもしれません。

 

でも、ネットで高値で売り出しをしている方が、「ネットで売り出すことによって流通に貢献し、社会貢献をしているんだから良いじゃない」と思っている方がいるなら、私は言いたい。

 

「だったら、それ。定価で売れよ!」と。

 

定価でなかったとしても、ほんのちょっと利益を上乗せする程度で良いじゃない。

 

何倍もの値段を付けて売る必要なんてないじゃない。

 

それか本当に必要としている人に流通させたいなら、その人のところに直接届ければ良いじゃん。

 

病院とか、福祉施設とか。

 

もちろん、無料で届けるのではなくて、自分で買った値段で販売すればよいと思います。

 

結局人間は、自分のことしか考えない。

 

こういう大変な時に、自分の事だけしか考えないのか、少しでも周りのことを考えて行動できるのか、真価が問われるのだろうと思います。

 

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