会計事務所の役割って、なに?
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日、ちょっとしたきっかけで、インターネットで掲載されている「倒産情報」を見る機会がありました。
東京都だけでも、毎日のように「破産手続き開始」という会社が出ていますね。
経営環境が目まぐるしく変わる現代ですから、その経営環境の変化を敏感に察知したり、先を見据えて経営するってことをしていなければ、会社を継続させることって難しいのだと思います。
でも、今日まで順調だったのに翌日になっていきなり状況が厳しくなるってことは無いと思うんですよね。
絶対に予兆と言うものがある訳で。
その予兆を無視して、今まで通りの経営をし続けたり、無茶をしたりすると、会社を終わらせなえればならないという状況に陥ってしまいます。
でも、目の前のことに一生懸命になってしまうと、その予兆に気づかないなんてこともあります。
そんな時に、顧問会計事務所って、きちんとアドバイスをしてあげる立ち位置にいると思うんですよね。
会社の状況が良いのか、悪いのかは、絶対に数値に表れます。
会社が悪い方向に向かいそうだという予兆も、絶対に数値に表れます。
それを顧問会計事務所がきちんと指摘して差し上げれば、もうちょっと赤字で倒産するって会社が少なくなるんじゃないかなぁ。
ただ単に記帳代行して、出来上がった試算表を渡すだけって会計事務所が、あまりにも多すぎると思う。
会計事務所は、きちんと顧問先企業に寄り添って、経営者の悩みを少しでも引き出し、言うべきことはきちんと言って、中小企業が全体的に今よりも良くなる支援をしていってほしいなぁと思います。
もし会計事務所がそれができないなら、私のような会計事務所ではないけれど、中小企業を支援したい、サポートしたいっていう志が同じである仲間と一緒に、やるしかないな!