withコロナ時代は、「キャッシュフロー計算書」が重要!
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日から6月がスタートです。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、先日「ビジネスパーソンであれば絶対に知っておきたい決算書の読み方」セミナーを行っていた時のことです。
参加されている方と、「キャッシュフロー計算書はどれほど会計事務所が顧問先企業に対して提示しているものなのか?」という話になりました。
貸借対照表や損益計算書は税務申告をするのに資料として必要ですが、キャッシュフロー計算書は税務申告をするのに必要ではないので、提示されない会計事務所の方が多いでしょうね。
「利益がどのくらい出たか」を把握することも必要だけれど、「現金がどのくらい残っているか」や「なんでお金が減ったのか(増えたのか)」を把握することも経営者にとっては大事なことだから、ちゃんと提示してあげれば良いのにね。
気が回らない、面倒、なんだろうなぁ。。。
これからの「withコロナ時代」、経営環境が激変する時代に突入しますから、現金預金はちゃんと手元に持っておいた方が良いです。
「cash is king」という言葉も出ていますしね。
業種業態によると思うけれど、固定費の6か月分は持っておいた方が良いと私はアドバイスをしています。
現金預金をどれだけ手元に持っているか、なぜ現金預金が前月と比べて減ったのか(増えたのか)を経営者に伝えるためにも、会計事務所はキャッシュフロー計算書を顧問先企業に提示して行くべきだよなぁ、今後は。
提示しないならば、せめて貸借対照表を期間比較して、増えた原因や減った原因を説明してあげるべき。
withコロナ時代は、財務という観点から経営者をサポートする会計事務所や私のようなコンサルタントの、考え方の変革が求められていますね。
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