融資の申し込みをするとき、注目してほしいこと

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

 

今日はすごく良い天気になりました。

 

暑い1日になりそうだ・・・。

 

本日もどうぞ宜しくお願い致します。

 

さてさて、ここ最近何人かの方から「金融機関に融資を申し込んだのだけれど、融資がおりなかった・・・」というお話をお聞きします。

 

新型コロナウイルスの影響で金融機関も平時よりも貸し出しをする条件が緩くなっているものの、それでも「融資しません」って言われる方がちょいちょいいらっしゃるのだなぁと感じる今日この頃です。

 

融資をしてもらえるか or してもらえないか、ポイントはいくつかあります。

 

決算書を見たときに「利益が出ているか」とか「自己資本比率(純資産÷総資本)」が重要だとか、あります。

 

「利益が出ているか」どうかというのは大事ですね。

 

利益が出ていないということは、極論を言えば「経営が成り立っていない」ということを表しますから、金融機関側も積極的にお金を貸したいとは思わないでしょうね。

 

「利益が出ているか」と同じくらい重要な指標があります。

 

それは「営業キャッシュフロー

 

「営業キャッシュフロー」とは、本業でどれだけお金を稼げたかということを表す指標です。

 

「営業利益」とは違います。

 

売掛金や買掛金、在庫の増減などが絡んでくるため、簡単に計算はできません。

 

ですので、ご自身で会計ソフトで管理をされている方は「キャッシュフロー計算書」で「営業キャッシュフロー」を確認いただければと思いますし、もしご自身で管理されていない方は、会計事務所の方に聞いてみると良いと思います。

 

「営業キャッシュフロー(本業でどれだけお金が稼げたか)」と「金融機関への借入金の返済」を比較した時に、「営業キャッシュフローの方が上回っているか」がポイント。

 

今まで本業でお金が稼げない方にお金を貸しても、返してもらえる見込みがないからということで、融資の申請を断られてしまう訳ですね。

 

いま現状、利益や営業キャッシュフローが稼げていなくても、これから稼げるようになるという見込みが立つのであれば、金融機関側もお金を貸すでしょうね。

 

その「見込みを立てる」ということが「経営計画の作成」となる訳です。

 

夢物語的な経営計画を作成してはダメですよ。

 

現実的な範囲でどんな努力を行って事業を成長させて、利益を出す&営業キャッシュフローを出す状況を作っていくのか?

 

これを考える必要がある訳です。

 

これから金融機関に融資の申し込みをしよう!とお考えになられている方は、すぐにアクションを起こすのではなく、一回立ち止まって決算書をもう1回よく見て分析して、必要とあれば経営計画を立ててから融資の申し込みをされることをオススメ致します。

 

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