「論語」から学んだこと - ②
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
さて、今回のブログも「『論語』から学んだこと」について書かせていただこうと思います。
●「徳有る者は必ず言有り。言有る者は必ずしも徳有らず」
徳がある人が良いことを言うのであり、良いことをいう人が徳のある人ではない。
ちゃんと中身が伴っていないとダメってことですね。
中身が伴っていなくて良いことを言っている人は必ずボロがでます。
そんな人には誰も付いて行きません。
だから、言っていることとやっていること(ないし、思っていること)を一致させて行かなければいけないのだと思いました。
●「直きを以て怨に報い、徳を以て徳に報いん。
相手に対して怨みや憎しみの感情を持っている人との付き合いはビジネスライクにして、恩義のある人にはきちんと配慮や協力をすることで恩返しをする。
そう、それで良いんですよね。
誰に対しても聖人君子のような振る舞いはできないから、ビジネスライクで対応しても良い人と、ちゃんと恩義をもって対応する人と分けても良いんですよね。
逆に考えれば、自分自身が誰かから恩義をもって接してもらいたいと思うならば、相手の人に対して良い対応をすることが大切。
●「不義にして富み且つ貴きは、我に於て浮雲の如し」
不正などをして得た富や地位と言うものは、浮雲のようにはかないもの。
そんな人が成功するわけないですよね。
人の道に外れず、お客様に対して貢献することによって結果として富や地位を得る。
自分の利を先に求めてしまってはいけません。
「君子たるもの」を教えてくれている気がしました。
●「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」
道理をわきまえ知っている人は惑うことは無いし、愛を持っている人は憂うことなんてないし、正義感があって意識が強い人は動揺することが無い。
そんな立派な人になりたいね!
論語は、経営者としてのあるべき姿について教えてくれるすごく有益な本であることが、今回牛木さんのセミナーを聞いて、よく理解できました。
アマゾンで「論語 現代語訳」をさっそく注文しましたので、しっかりとさらに勉強したいと思います。
少しでも、あるべき経営者の姿に近づくために!