【器(うつわ)】
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日もブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
私の生命保険を預かっていただいているジブラルタ生命保険の梶田さんからリクエストをいただきまして、今回のブログは【器】というテーマで書かせていただきたいと思います。
「あの人は、器が大きい」
「経営者としての器が、あの社長にはある」
よく、こんな会話があります。
この【器】って、一体なんなのか?
ちなみにこの「器」という漢字の成り立ちを調べてみますと、もともとは「口が4つ、大ではなく犬」だったそうです。
これが、文字変形によって「犬が大」に変わって、「器」という漢字ができたそうです。
この四つの「口」は、『神への祈りの言葉を入れる箱』を表すんだそうです。
そしてもともと使われていた「犬」は、『祭祀や儀礼の際、神に捧げられたいけにえ』を表すんだそうです。
古代中国において「犬」は祓いや清めの力をもつ特別な存在だったようで、そこから、祈りの言葉を入れた箱を並べ、その真ん中に横たわる犬を描いた「器」という漢字が出来たんだそうです。
そこから、「器」は清められた神聖なものを意味するようになったのだとか。
漢字の成り立ちって面白いですね。
そういうところから現代風に考えてみますと、「神への祈りの言葉」とは『願い』を表し、「神に捧げるいけにえ」とは『願いを叶えるために払う犠牲」を表すと考えることができるのかなと。
「人としての器」とは、【誰かのために自己犠牲を払って行動したりすることができる】ことを表すんじゃないかと思います。
「経営者としての器」とは、前回のブログで書きましたように、経営者とは『企業や組織としてありたい方向性を決めて、社員をそこに導く人のこと』ですから、【会社で働いている社員のために、経営者としての仕事を果たしつつ、自己犠牲を払うことができる】ということを表すんじゃないかと思います。
自分の資産(お金、時間、体力、気力など)を惜しみなく社員に対して活用し、人が止(とど)まる(=企)会社にして、ありたい姿へと会社と社員を導いていくこと。
これなんだろうなと思います。
人として、そして経営者として、器が大きくできる来年2021年にしようと思います。
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