経営者こそ、言行一致
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日は、中野から仕事スタート予定です。
その後は、一度オフィスに一度戻って荷物の整理を行い、それから池袋へ。
こんな感じで動く予定です。
雨が降っていて、空気がひんやりしていますから、暖かくして今日も1日頑張りたいと思います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、先週から読み進めておりました「一倉定の社長学」の本、読み終えました。
通勤時間中に読むと、あっという間ですね。
今日のブログは、その中から得られた気づきにつきまして書こうと思います。
一番最後の章のところです。
「先代創業者から後継社長へ、一倉イズムの承継」という章。
そのなかに「どんな時代になっても、『信用第一』」という項目があります。
「経営は生きた総合芸術である」という、松下幸之助さんが大切にしていた経営観なのだそうです。
初めて知った!
その松下幸之助さんが大切にしていたこと・・・、「総合」というくらいだから色んな大切にされていた要素があるのだろうけれど、この本の筆者である作間信司さんは、「一個人の信用」と結論付けておられました。
本の中にも書かれていたこと、その通りだなと思いました。
「お客様であっても、仕入先様であっても、社員であっても、『社長一個人』が信用を失ってしまえば、心ある人は誰もついていかない」
「『言行一致』、それも会社の存続が懸かるような状況下での社長の決断、言行一致こそが信用の大本である」。
そう、社長とは言え、一人の人間である訳です。
社長だからって、人間的に偉くなったわけではなく、ただ会社の中で「社長」という役割というだけ。
言っていることとやっていることが違っている人に、皆さんは付いて行きたいと思われますかね?
そんな人を、信用できますかね?
「社長」とは、ただ単に会社の中の役割というだけとは言ったものの、そうは言っても、お客様や社員は、会社の中のトップと言う見方をしますから、一般職の社員や部課長職の社員とは違った見られ方をします。
一つ一つの行動、一挙手一投足が見られますよね。
自分以外の人(=お客様)からどのように信用を得ることができるかは、経営者となるとものすごく大切な要素でしょうね。
「言っていることとやっていることを同じにする(言行一致)」。
経営者であればこそ、常に点検する必要があるでしょうね。