ブルーオーシャン戦略を実行するための前提条件

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

 

今日は「第一水曜日」ですので、朝は「永井塾」だったのですが、急遽中止に。

 

恐らく、たまっている仕事を片付けろ!という何かの暗示なのだろうとプラス解釈して、次の予定がある西新宿のカフェでデスクワーク中です。

 

有意義にこの時間を使わせていただこうと思います!

 

あまり天気が良くありませんが、張り切って行きましょう。

 

皆様、本日1日も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

さてさて、先日から読み直しをしております「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」。

 

W・チャン・キム氏とレネ・モボルニュ氏が書かれた「ブルー・オーシャン・シフト」の部分を見て、「経営計画が普及しないのは、やっぱりこういうことね!」ということが分かった気がしたので、今日のブログではそのことについて書こうと思います。

 

「顧客目線の大切さは誰でも知っている。しかし現実には会社員であっても、自社商品を使ったことがない人は意外と多いものだ」と、「MBA必読書を1冊にまとめてみた」の本の中には書かれていました。

 

やっぱりそうなんですね。

 

現に、経営計画を提供しようとしている会計事務所なりコンサル会社が、自分の会社の経営計画を作っていないケースって、多かったですもの。

 

そりゃ、経営計画は普及しませんよね。

 

「ブルー・オーシャン・シフト」の本の中には、ライバルの追い上げにあった米国のドラッグストアチェーンの事例が書かれているそうだ。

 

「この会社では『まずは顧客を理解しよう』と考えた。役員が集まり、役員の一人にインフルエンザの患者役になってもらった・・・」ということで、インフルエンザの患者のふりをして、病院に行き、診察を受け、薬局で薬をもらい、自宅に帰ってくるということを一通りやってみたそうだ。

 

結果として、「症状を放って、自宅にいたほうがラクだ」という感想が出たそうだ。

 

その感想から「だから、薬が買われないのでは?」という結論が出て、薬局に上級看護師を常駐させて薬の処方ができるようにしたとのことだ。

 

そう、徹底的に顧客になりきったのだった。

 

そうすることで、顧客の気持ちが分かるようになる。

 

だから、経営計画を提供して行きたいと思うのであれば、まず自分自身(会計事務所・コンサル会社)が、自分たちで自分たちの会社の経営計画を作成しなければならない。

 

それを怠っているから、冒頭に述べた通り「経営計画は普及しない」のであると思う。

 

自分でやっていないから、その必要性を十分にお客様に伝えることができないし、その効果も伝えられないよね。

 

お客様に提供するものを自分で体感・体験しないのであれば、その商品・サービスは積極的にオススメしないほうが良いでしょうね。

 

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