計画や戦略が “絵に描いた餅” になってしまうのは、なんで??
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日より、ティー・エー・リンクの2020年度、始動です。
改めまして皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
今日の朝は、いつも以上に乗換駅の市ヶ谷まで時間が掛かりました。
なんと1時間!!
時刻表では40分ほど、いつもの通勤ラッシュでは50分ほどで行けちゃうはずなのに・・・。
朝から大変でした(笑)
いつもより通勤時間が多かったので、本をゆっくり読むことができました。
改めて、「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」を呼んでいます。
毎月第一水曜日の朝に、マーケティングの勉強をさせていただいている永井孝尚さんが書かれた本です。
読み直している理由は、「急に読み直したくなったので」。
直感です!
読み直していると、やはり色んな気づきが得られるものですね。
「経営計画を立てたり目標設定をしても、それがなかなか実現できない理由」が、なんか分かった気がします。
ヘンリー・ミンツバーグ氏が書かれている「戦略サファリ第2版」という本の中に、「戦略には『計画された戦略』と『創発戦略』がある」と書かれているそうだ。
「計画された戦略」=あらかじめキッチリと考えた戦略。
「創発戦略」=試行錯誤による学びを蓄積することにより編み出した戦略。
計画された戦略だけに頼って実行の学びを軽視した戦略は、現実の壁にぶつかってしまって成功しない。
行き当たりばったりで創発だけに頼った戦略も、現実には迷走してしまって成功しない。
時代や経営環境は目まぐるしく変わるので、戦略はその場その場で修正されてしかるべき。
しかも、大胆に!
あらかじめキッチリ考えた戦略に固執してしまうから、なかなか思うような成果が生み出せないのだと改めて思いました。
(まぁ、計画を立ててそのまま放置って言う人・会社も多い気がするけれど・・・)
ロケット理論(Moon Shot)で言うように、達成管理(軌道修正)の仕組みを徹底して実行して、PDCAサイクルを高速回転させられるかどうかが大事という訳です。
計画を立ててその通りに実行してもなかなか思うような成果が出ない・・・とお悩みの方は、ぜひぜひ「創発戦略」を考えることを取り入れて、とにかく試行錯誤の実行を繰り返してみてはいかがでしょうか?
もちろん、計画された戦略を考えたうえで、ですよ!