経営理念が定まると・・・
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日は久しぶりに晴れるようですね!
朝6時前に自宅を出たのですが、東の方向がうっすらオレンジ色になっていて綺麗な光景でした。
ただ、時間も時間だからメチャクチャ寒い!!
眠気もすっかり吹き飛んで、電車に乗って代々木に向かっております。
今日は、お誘いをいただきまして、BNIに参加です。
今日も1日、よろしくお願いいたします!
さてさて話は変わりますが、昨日の夜、日経CNBC主催のセミナーに参加してきました。
鬼速PDCAの本の著者でもある株式会社ZUUの冨田社長の講演と、冨田社長と串カツ田中の代表であられる貫氏の対談をお聞きする機会がありました。
冨田社長の講演も非常に勉強になりましたが、貫社長の話がとても面白かったですね。
串カツ田中は、ご存知の方も多いでしょうし、ご利用された方も多いのではないでしょうか。
「お客様からは、『串カツ田中に行こう!』と思われるのではなくて、『串カツ田中で良いじゃん』と思われるポジションでありたい」
「中長期戦略として、子供を大切にしようと思っている。将来大人になったときに、串カツ田中を愛してもらえるように。。。」
立ち位置や大切にするものをとても明確にしておられると思いました。
こういう軸がある会社さんって、やっぱり成長しますよね。
あと一番驚いたのは、「最初は経営理念がなかった」ということです。
貫社長がどなたかから経営理念の必要性をお聞きになり、そこで経営理念について検索をされて、色んな会社の経営理念を見ている中で、「もし会社の経営理念を作るときに迷ったならば、『全従業員の物心両面の幸福を追求する』と書け」と書かれていたのを見て、それで現在の経営理念に辿り着かれたそうです。
現在の経営理念は「串カツ田中の串カツで一人でも多くの笑顔を生むことにより社会貢献し、全従業員の物心両面の幸福を追求する」だそうです。
貫社長がおっしゃられていたのは、「この経営理念を掲げるようになってから、飛躍的に会社が成長するようになった」と言うこと。
なぜかというと、「自分(貫社長)自身が、全従業員の物心両面の幸福を追求することしか考えなくなったから」だそうです。
やはり、経営理念が定まって、それを社長が中心になり、また先頭に立ってそれを実現することによって、経営理念は会社や社員に浸透して、良い効果や結果をもたらすのだということがよく分かりました。
昨日のセミナーはとても面白く、勉強になることばかりで、とても良かったです!