4Lフレームワーク

皆様、こんにちは!

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

 

今日も1日、よろしくお願いいたします!

 

今日は、午前中は池袋で、午後は新宿と八丁堀でお仕事をさせていただく予定です。

 

張り切って行きたいと思います!

 

さてさて、前号で「日経トップリーダー10月号」のことについて触れましたが、今回のブログでも、この雑誌で取り上げられていた記事について書きたいと思います。

 

今回の日経トップリーダー10月号の特集記事は、「ファミリービジネスのフレームワーク」という記事でして、星野リゾートのファミリービジネスによる成長・発展について取り上げられていました。

 

この記事の中で書かれていた印象的だったことの1つに、「4Lフレームワークというものがあります。

 

4Lフレームワークとは、ファミリービジネスのリーダーがとるべき学習と人生のサイクルを示すものなのだそうです。

 

〇L1:Learn Business(ビジネスを学ぶ)

〇L2:Learn Our Family Business(自分たちのファミリービジネスを学ぶ)

〇L3:Learn to Lead(率いることを学ぶ)

〇L4:Leran to Let Go(退くことを学ぶ)

 

この中で一番重要なのが「L2」の「自分たちのファミリービジネスを学ぶ」ということで、一番難しいのが「L4」の「退くことを学ぶ」ことなのだそうです。

 

私はまだ起業したばかりだし、まだ年齢的にも退く年齢ではないですが、退くことってやはり難しいのですね。

 

確かに、これまで会社経営をやってきて、愛着があるでしょうから、それを手ナバスということには相当な勇気や覚悟がいるのでしょうね。

 

でも、星野社長は「L4を迎えた経営トップの多くがなかなか退こうとしない。L4における引退を自分たちの役割、責任と思っていないどころか、L4のステージが存在することにすら思い至らない人も目立つ」と仰られていました。

 

この記事の中で度々出てくるジャスティン・クレイグ教授(オーストラリア・ボンド大学)は、「親世代は伝統を守ろうとし、子世代は変化を起こそうとする。対立が起きるのは必然で驚くべきことではない。伝統と変化のメリットとデメリットについて、親子が理性的に話し合えれば良いが、感情が絡んで難しい」と話していた。

 

そんな中、米国のある化粧品会社が取り上げられていた。

 

息子と娘に化粧品会社の経営を委ねた後に、先代の父は自分で小さなラボを作って、毎日そこに通って研究開発をしているのだそうだ。

 

そこに兄妹の経営者が折々に立ち寄って、両者の関係が良好に保たれているのだそうだ。

 

こうやって、引退する経営者は自分で新しい役割を見つけて、自分の引退に道筋をつけることが大事なのですね。

 

ファミリービジネスじゃなくてもとても大切なことだと、この記事を読みながら思いました。

 

私の場合は、まずは自分のビジネスを学ぶ(というより確立させる)ところからだね(笑)

 

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【インフォメーション】

10月8日(火)13:30~17:30  第2回T-A.Linkセミナー 開催

「ジレンマワークショップ」(詳細は以下URLをご覧ください)

https://kokucheese.com/event/index/578517/?fbclid=IwAR0eVbUExGyD-9E5OMmsnKJ2VtYbTuIfI5ZLxMOsbd57tWoCPdaeQWcbDxE

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