言葉にすることの逆効果
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日は1日、浜松でお仕事をさせてもらっていました。
お客様に喜んでいただけて、良い仕事ができた1日でした。
さぁ、東京・・・じゃなくて、埼玉に帰るぞ!!
さてさて、本日のブログ「俺のバランスシート」は、「言葉にすることの逆効果」について書かせていただこうと思います。
昨日、横浜の泉先生の事務所に伺わせていただきまして、その後、お食事にお誘いいただきました。
元MAP経営の社員の何人かと。
「社長、しっかりね」と激励をいただき、「精進せねば!」と思って、今日も1日頑張っておりました。
色々とお話を伺っておりまして感じたことは、「言葉にしたことによる大変さ」。
クレドを作って、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を明確にしたものの、これらを明文化することによって、言葉に書かれている事柄の先(深い部分)を感じ取ることがなくなってしまう可能性があるということ。
確かに、言葉になることによって、単語の意味・意義が分かるようになります。
例えば、以前のMAP経営のクレドの中に「自己発信力」というバリュー項目がありました。
言葉(解説文)は、「私たちは、いかなる情報も発信することで、新たな価値を創り出します」でした。
なんとなく、何をすればよいか分かりますね。
「『自己発信力』とは、情報を発信すればよいのだな」と感じてしまうでしょう。
1stステップとしてはそれでよいかもしれませんが、中堅社員がこの考え方じゃダメでしょうね。
「価値とは何なのだろうか?」とか、「新たな価値を創り出す情報って、なんなのだろうか?」とかを考えなければダメでしょうね。
言葉にすることも大切だけれど、でも前述のとおり、言葉にしてしまうと、その言葉をそのまま捉えてしまって、そこから先の深い考え方をしなくなってしまう・・・。
なかなか難しい話です。
経営者として、これから、このような壁にどんどんブチ当たっていくのだろうなぁ。
まぁ、辛いこともあるかもしれないけれど、壁をも楽しんでいこうと思います!