ドライ VS ウェット
皆様、こんにちは! 田中亮です。
本日も、ブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
今月号の「日経トップリーダー」を見ておりまして、『スーパードライ組織か、ウルトラウェット組織か』という特集記事が組まれていました。
スーパードライ組織の方は、「頑張っているだけでは評価しない」「えこひいきせずに、とことん公平に!」という感じ。
対してウルトラウェット組織の方は、「多数決でなくて全社員の合意で何でも決めている」「新入社員には寮で共同生活してもらう」という、とにかく社員を仲間・家族としてとらえるという感じ。
どちらのタイプの記事を見ても、「なるほどな~」と思うことがあります。
社員の評価は、社長や経営幹部という人が評価をするわけですから、感情が入らないわけではないけれど、感情を入れ込みすぎるがために、「なんで評価されているのか(sれていないのか)」が見えなければ、組織にいる遣り甲斐を失いかねません。
何で評価されてるいるのか(されていないのか)が分かれば、おのずと自分のやるべきことが明確になり、それに向けて努力を積み重ねられる。
だから、感情で組織が歪みを見せることがないように、ドライな組織を作り上げる。
これはこれで、「なるほど!」と思います。
それに対して、私はどちらかというと、社員同士が濃密な関係を築きながら組織を形成するほうが好き。
寮まで作ろうとは思わないけれど、人と人との関わりは大事にしたいから、だからウェットな組織を作りたいと私は思う。
結局のところ、私はどういう会社を作りたいのか、どういう組織を作りたいのか、自分自身がその会社に入社したいと思うか、そういうことなんでしょうね。
「100対0でドライ」とか「0対100でウェット」とかそういうことではなくて、あいのこでよいから自分の作りたい会社・組織を作り上げることが大事。
特集記事に書かれていた企業の社長も、自分の作りたい組織がたまたま「スーパードライ」「ウルトラウェット」だけだっただけで。(記事に書かれていない部分で、もしかしたらドライな会社もウェットな部分もあるだろうし、その逆もあるだろうしね)
私は、これから起業する会社をどうしたいのか?
引き続き真剣に考え続けたいと思います。