2つの顧客満足
皆様、こんにちは! 田中亮です。
本日も、ブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
4月14日の日曜日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はと言いますと、午前中は家族3人で散歩をしておりまして、午後からは、妻と息子が寝ている合間に、自宅近くの喫茶店でデスクワークをしております。
「ほんと、仕事好きだなぁ」と、つくづく感じております。
さてさて、以前から何度か触れております、いま私が読み進めております「人生に奇跡を起こす営業のやり方」から、今回もブログを書かせていただこうと思っております。
「本当の『顧客満足』とはどういうことか?」
この本の著者であります田村潤氏が高知支店で勤務していたころの合言葉は、「上司を見るな。ビジョンを見ろ」だったそうです。
「誰がいちばん重要かといえば、上司でも社長でもない。お金を出してくださっているお客様であるはず。しかし普通は、お客様よりも、上司の顔を見て仕事をしている。与えられた目標達成が、評価、処遇、給与に結び付くから」
こんな風に書かれていました。
確かにそうかもしれませんね。
人は誰しも、「人から評価されたい」「給与を増やしたい」と思うものですから、評価してくれる人、給与を増やしてくれる人を見て仕事をしてしまう。
でも、その給与は誰から出ているかというと、実際はお客様から出ているわけです。
社長が給与を出しているわけではなく、会社が給与を出しているわけでもなく、お客様が給与の源である。
だから、お金を出してくださっている方(お客様)を第一に考えるべき。
それが「顧客第一主義」というもの。
「顧客第一」と似た意味で使われる言葉として「顧客満足」という言葉がありますね。
でも、この本の中にも、「顧客満足が売らんがためのものになってしまっているケースが多い」と書かれていましたが、そういうことはよくあると思います。
私も、そう考えてしまうことがしばしばありました。
でも、これも私が実際に経験したことでありますが、売らんがために動いているときって、まぁ売れないですよね。
でも、本当にお客様のことを考えてご提案させていただいたものについては、お客様から評価していただいて、売れたという記憶があります。
そう、改めて思いますが、やっぱり売らんがために動いて「顧客満足」を語るのではなくて、お客様のためになっているかどうかで「顧客満足」を考えるべきなんですよね。
来週以降も、お客様のことだけを考えて仕事をしていくようにしよう!