「野心」は持つな！　「夢」を掲げて、語れ！

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

今日は真夏日になるという天気予報でしたね。

体調管理に気を付けながら、１日頑張って行きましょう！

さてさて、「『価値』は変えてはいけない」という昨日のブログの続きです。

「事業承継が上手く行かないのは、後継者が無理矢理に会社の価値を変えようとするから」なのだろうなぁと最近思い始めています。

後継者が「経営者としての『夢』を持つ」ことは良いことだと思うんです。

でもその「夢」が、本当に「夢」なのか？

もしかして「野心」じゃないですか？という話。

辞書で調べてみると「野心」とは、「分を越える大きな望みやたくらみ、人になれ服さないでとかく害をしようとする心」とあります。

「野心」とは、ようは「自分本位の心」ということです。

自分本位の心を持つ人が後継経営者をやると、それまで会社が築き上げてきた「価値」を守ろうとせずに自分の色に染め上げようとするから、だから上手く行かないんです。

野心を持つ人は、後継経営者としてふさわしくない。

自分で会社を立ち上げて、自分が目指したい野心に共感してくれる人を集めて会社経営をすれば良いと思っています。

これまで会社が築き上げてきた価値を守りながら、時代に合わせて変えるべきところを変えて、「会社としてこんな将来像を描いている」という夢を掲げ、語る。

それが後継経営者の「あるべき姿」なのだろうと、私は感じます。

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