アクションプランだけのMAS監査
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
さて、今日から9月がスタートとなりますね。
まだまだ残暑が続くでしょうから、引き続き体調管理に気を付けながら、頑張っていきましょう!
さてさて、「MAS監査」を顧問先企業に対して提供しておられる方の中で、「数値は全く扱わずに、アクションプランだけでMAS監査をやっています」という方、おられないでしょうかね?
確かに、MAS監査をやっていく中で、アクションプランの設定と検証をすることは大事なことです。
でも、アクションは財務数値と紐づきですので、全く数値を扱わないというのは、どうかと思います。
財務と結びつけて、アクションした結果が良かったのかが悪かったかが分かるから良いわけで、財務と結びついていなければ、結局そのアクションが正しかったのか、正しくなかったのかが分かりませんから、MAS監査が企業にとって効果があるものなのかどうかが分かりません。
効果があるものなのかどうなのか分からない、見えないものに対して、経営者はお金は払わないでしょうね。
アクションプランを企業と一緒にMAS監査の中で行って、成果が出ている企業&会計事務所は、そのアクションプランの財務数値(KGIなりKPI)と紐づけて、そのアクションが効果があったのかどうかを検証しているから、成果が出て、そして継続的なお付き合いになるのだと思います。
アクションプランだけのMAS監査は、MAS監査ではない!
いろいろ考えている中で、そんなことを強く思った次第でした。