経営理念を浸透させるためには・・・
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日もあいにくの雨。
天気の悪い日が続きますね~。
今日は金曜日です、今週最後の平日!
張り切っていきましょう。
さてさて、昨日のことですが、品川駅近くの喫茶店で、前職時代にお付き合いがあった方とお会いしておりました。
同年代で、関西を拠点に活躍されている方。
何年か前に独立をされて、いま全国で研修・講座をやられたりして、活躍されている方。
活躍されている方のお話を聞くと、やはり学ぶべきことが多いですね!
その方は、経営理念をとても大切にされている方。
経営理念を構築するだけでなくて、いかにして組織に経営理念を浸透できるか?のコンサルティングされています。
いろいろ気づきがあったのですが、一番気付きがあったのが、経営理念を浸透させるために、経営理念を3人称に対して働きかけられるものになっているかどうか?ということ。
経営理念は会社の大切な指針ですから、もちろん経営者が考えるべきもの。
経営者が考えるわけだから、会社が経営理念に掲げていることを実現できた時には、自分がどのような状態になっているかについては考えます。
でもこれが、自分だけではなくて、経営理念に掲げていることを実現できた時に、社員はどのような状態になっているのか? またその先の家族であったり、取引先の企業であったり、さらにその先に社会がどのような状態になっているか?まで考えるのは、なかなか難しいし、難しいからそこまで考えずに経営理念を作っちゃいがちですね。
経営者が自分だけで考えた経営理念をトップダウンで社員に押し付けてしまうと、経営理念がノルマ化されているような気がして、社員も窮屈に感じてしまうかな。
だから、自分以外の人たち(上記に挙げたような、社員、取引先、社会などなど)をイメージして、理念が実現できている状態ってどんな状態なのか? そして、それを実現できた時に、その人たちはどうなっているのか? を考えることが大事なんですね。
お話を聞いておりまして、まだ会社を立ち上げて3か月目ですが、もう少し経営理念をブラッシュアップしたいなぁと思うようになりました。
来年には、また文言が変わっちゃうかも・・・。
でもそれって、1段階経営者としてレベルアップしたってことだから、良いのかもしれませんね。
「将軍の日」でも伝えているけれど、理念ってその時、その状況に応じて変えても良いものだから。
昨日も気づきを得られたことに感謝しながら、今日も1日頑張りたいと思います!