お客様の期待に応える
皆様、こんにちは! 田中亮です。
本日も、ブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
夜に花粉症の薬を飲み忘れると、最悪ですね。
鼻づまりで起きてしまい、鼻をかんで、薬を飲んでってしていると、目がさえてしまいます。
そんなわけで、昨日は4時間しか寝ることができず、ちとお疲れモードで朝を迎えました。
移動時間の合間に充電(睡眠)するようにしよう!
さてさて、話は変わりますが、いま私は「人生に奇跡を起こす営業のやり方」という本を読んでいます。
ベストセラーにもなった「キリンビール高知支店の奇跡」の著者である田村潤氏と、東洋思想家の田口佳史の対談が本になっているものです。
これまで読んでいる本の中でも、すごく腹落ち度が高い本です。
めちゃくちゃ営業観を高められています。
営業をお仕事にされている方は、ぜひぜひ読まれるとよいと思います。
本の中に書かれていたことを、これから何回かに分けてちょっとずつご紹介していきます。
「お客様の声から『自分たちの天命』を知る」というサブタイトルが書かれた箇所があります。
田村氏は、キリンビール高知支店の売上を上げられた1つの要因としては、「主体性をもってお客様のところを回ったからだ」と述べています。
本社から何を言われようと、お客様が望むことをやればいい、お客様が100%期待する会社になればよいと思いながら仕事をしたことで、それが使命となり、結果として成果が上がったと語っています。
上からの指示を一生懸命やるのではなくて、お客様の期待通りの会社になるためには、とにかくやるしかない!
お客様が「人気のあるビールが飲みたい」、「どこでも、いつでも、たくさんキリンビールが置いてあってほしい」、そう思っておられるなら、それを営業の力で行えばよい。
お客様が望んでいるわけだから、本社が何を言ってきたとしても、お客様の期待に応えることが最重要である。
これは別に本社の言うことを無碍にしたというわけではなく、本社が言うこともやりながら、でもお客様の望むことを一生懸命になって取り組んだということ。
その結果として、お客様から認められて、高知県内では徐々に徐々にアサヒビールからシェアを奪い、キリンビールが逆転するというところまで行った。
お客様がいないビジネスをしている方はいない(つまりは、どんな会社であれ機関であれ、必ずお客様がいるということ)わけだから、ただ上から言われていることを粛々と行うだけでなくて、どうやったら目の前のお客様、かかわっているお客様に喜んでもらえるかを考えていなければいけないんですよね。
「お客様の期待に応えることを使命とする」、大事な営業観をこの本から教えてもらった気がしてなりません。