強いものが生き残るのではなく、環境の変化に適応できるものが生き残る
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。
昨日の夜のテレビ(ニュース番組)は、日大アメフト部の前監督とコーチの会見のニュースでもちきりでしたね。
それだけ世の中にインパクトを与えた事件だったということですね。
私も日大出身です。
このようにして自分が卒業した大学のことが取り上げられると、すごく切ない気持ちになります。
その前の日に、ファウルをした選手の会見と、昨日の前監督&コーチの会見を比較してみてみると、表面的な部分(「相手選手を潰しに行け」と言ったこと等)は一致していますが、その背景にある部分では、明らかな『情報の齟齬』があったと言えます。
仮に、“百万歩”譲って、前監督&コーチが「相手選手を潰しに行け」と言ったのは、「“本当の意味で”潰す」ということではなくて、「プレッシャーを掛けに行け」という意味で、「相手選手を潰しに行け」と言っていたとしましょう。
妻ともこの点についてはニュースを見ながら話をしていましたが、私たちの世代までは、「潰しに行く」=「プレッシャーをかける」ということで捉えることができましたが、現代の子たちは、言葉の意味をそのまま捉えてしまう子が多い(と私は思っている)ので、「潰しに行く」=「本当に潰す」と捉えてしまいます。
そのあたりの、現代っ子の特性だったり、選手1人1人の特性を理解したうえで話をせず、情報の齟齬を生み出してしまった前監督&コーチが明らかに悪いですね、百万歩譲ったとしても。
教育者、リーダーとして、失格だと私は思っています。
環境が目まぐるしく変わる世の中ですから、世の中の環境の変化を的確に捉えて、教育界として今の子供たちなり学生たちにどのように向き合うと良いのか、どうやって接したらよいのかを考えるべき。
多分、それを怠ってきていたのでしょうね。
環境の変化に適応することができなかったのでしょうね。
アメフト界で強豪と言われていた日大が、このような状況に陥ってしまう。
ダーウィンが『種の起源』の中で言っていた「最も強いものが生き残るのではなく、環境の変化に適応できるものだけが生き残る」という言葉通りのことが起こっていると、昨日の会見のニュースを見て感じました。
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