補助金採択のポイント - 俺のバランスシート

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。　

本日もブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。

今週１週間も、張り切っていきましょう！

皆様、どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

さてさて、先週金曜日に、「事業再構築補助金（一般枠）」の採択結果が発表されました。

この枠で応募をしていた、会計事務所様と一緒にご支援させていただいたお客様が、無事に採択されていました。

先だって採択結果の発表があった緊急事態宣言枠でも、ご支援させていただいたお客様が無事に採択がされていたので、申請を行った２件中２件とも採択という結果でした。

いや～、ホント良かったです。

中小企業庁の結果を見ましたら、どうやら採択率は３０％程度だったようですね。

思ったより低かったです。

なんでこんなに採択率が低かったのでしょうね？

約１７，０００件の応募があったようですが、審査対象になった件数が約１５，０００件とのことでしたので、２，０００件が審査対象じゃなかった、つまり、要件を満たしていなかったってことですよね。

約１２％。

初めての補助金だったら仕方がないのかもしれないけれど、でもちょっと割合高くない？っていう印象です。

もしかしたら、募集要項をあまり読み込まないで応募しちゃった人もいるんだろうなぁ。

採択結果が発表される前に、中小企業庁の部長さんのレビューが報道されましたが、「１次申請が出てきた後、数百にわたって申請書を読ませていただきましたが、若干共通した特徴がございまして、顧客規模の想定の積算根拠が甘い、なぜそれだけお客様がとれるんですか？というところについては、厳しく見ると８割落第しそうな勢いであります」というコメントを出していました。

ということは、多くの事業者さんが、きちんとした経営計画（数値計画）が立てられていなかったってことですよね。

とりあえず「やる気あります」っていう申請書を書いた人が多かったのかな？
　　

もしそうだとしたなら・・・、そんなわけはないよね。

やる気を前面に押し出してお金がもらえるならば、苦労はしません。

「この事業なら、成功しそうだな！」と思ってもらえるような経営計画、つまり根拠だった経営計画を立てなきゃ、そりゃ採択されませんよ。
　　

今回不採択だった方は、恐らく急いで申請書を修正して、第２回に応募をされることでしょう。

根拠立った数値計画を作成されることをオススメしたいと思いますね。

f:id:mr_ryotan3:20210621090049p:plain