追い風が来ている!?
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日は私の実家に、そして今日は妻の実家に行って、両親に新年のあいさつをしてきました。
妻はそのまま実家に残り、私と息子の2人で自宅に帰ってきました。
再び、男2人生活です。
さてさて、日経トップリーダー1月号の記事の中に、「今年は『倒産ラッシュ元年』の気配 取引先の与信管理は慎重に」という記事がありました。
東京商工リサーチの方の記事です。
記事によると、リーマンショックの翌年(2009年)から2019年第2四半期までの倒産件数の増減率は、総じて減少傾向にあったようです。
しかし2019年第3四半期は、前年同期比8.1%とプラスに大きく転じたようです。
その要因を、東京リサーチの方は「中小企業自身の息切れ」と書いていました。
「中小企業金融円滑化法」によって、金融機関は中小企業から借入返済の猶予を求められたら応じなければならなかったが、それでも業績改善できなかった会社が音を上げてしまったのではないか?とのこと。
国のスタンスが変わって、「決算書や担保に基づく判断基準から脱却して、将来性が見えるかどうかで融資を決める」というスタンスとなり、さらには、中小企業から返済猶予を求められた件数や、応じた件数を報告する必要も2019年3月末でなくなりました。
また、2019年12月をもって「金融検査マニュアル」というものが廃止となり、これによって、返済猶予に応じるかどうかは金融機関が判断して良いことになりました。
何年も返済を猶予してもらっても業績改善できない会社は、「将来性が無い」と判断されて、これ以上返済猶予に応じてもらえなくなる可能性が高くなります。
「将来性がある企業だ!」と認識してもらうためには、ちゃんと経営計画を作成して、将来ビジョンや戦略・戦術・方針を固める必要がありますね!
経営計画を当たり前の世界にするというティー・エー・リンクのビジョンを実現させるためにも、経営計画の必要性が高まってきていることを、どんどんお伝えして行きたいと思います!