経営者が「お参り」や「神頼み」をする理由 ― ②
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
さてさて、前回のブログの続きです。
「なぜ経営者は、『お参り』や『神頼み』をするのか」。
結論から申し上げると、「自分の決意をアウトプットするため」でしょうね。
経営者は、不安を抱えながら「経営」と言う仕事を行っています。
特に年始めは、「今年はどういう年にしようか・・・」と考えますから、希望に満ち溢れると同時に不安も抱えるでしょう。
経営環境が目まぐるしく変わる時代でもありますから。
そんな中でも、経営者は経営者の仕事として「決める」ことをしなければなりません。
「これが会社の将来ビジョンだ!」とか、「今年はこの方針で行こう!」とか、決めなければなりません。
自分の中で決めたことに「コミットメント」するためには、アウトプットをする必要があります。
1年の初めに神社に行ってお参りをすることで、アウトプットして、自分の決意を固める。
経営者が神社でお参りをするのは、こういう理由があるのだと思います。
家族のことはもちろんですが、会社で働いてくれている社員のこと、お客様のこと、ビジネスパートナーのことなど、多方面にわたって守らなければいけないものがあるから、真剣にアウトプットをして自分の決意を固め、アクションして行くのです。
「神頼み」をするのも、「占い師を雇う」のも、自分の不安な気持ちを吐露して願いをアウトプットすることによって、自信をもってアクション出来るようにするという理由があるのだと思います。
ただ「正月の習慣だから」と言う理由で、お参りをしているわけではない。
もしそのような経営者がいたとしたなら、それは本当の意味での経営者ではないでしょうね。
ということで、昨日自分の思いをしっかりとアウトプットして、決意を固めた私。
2020年を最高の年とできるよう、張り切って、ガンガン行きたいと思います!