人がとどまってこそ「企業」- ②
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日は、新潟県でお仕事をさせてもらいました。
久しぶりにお会いする方もいて、とても楽しく仕事ができました。
これまでのご縁に感謝!
さてさて、前回のブログで「人がとどまってこそ企業」という話をさせてもらいました。
なんで、「人がとどまる企業」と「人がとどまらない企業」があるのか?ということも触れさせていただきました。
さて、何でなのでしょうか??
経営者って、基本的には「自由」ですよね。
「自分で何でも決めることができる」というのが経営者の醍醐味だったりします。
(もちろん、「責任」と表裏一体ですがね)
もしかしたらこのブログをご覧いただいている経営者の方の中には、「人に仕えたくないから社長になったんだ」という方もいらっしゃるかもしれません。
「自由になりたいがために独立したんだ」という方や、「人に仕えたくないから社長になったんだ」という方は、残念ですが、会社を大きくすることはできないと思います。
経営者や社長になったから人に仕えなくてよいかというと、そうではありません。
社員を雇えば、確かに社長と社員という上下関係ができるかもしれませんが、結局は人と人の関わりなわけですから、社員に仕える(耳を傾けたり、意見をもらったり)こともあるわけです。
そういうことができない人や不得手な人が、組織を大きくしようと思って頑張ってしまうと、なかなか上手くはいきません。
会社を立ち上げて10年間継続できる企業が10%未満だといわれますが、もしかしたら、こういうことが原因なのかもしれないな・・・と思います。
社員の意見を聞かずに自分ですべての物事を決めたい経営者が、人と人との関係性を育みながら、社員が止まる企業として成長させていくなんて、私はできないと思います。
そのような経営者の方は、小さい組織で会社経営をされていったほうが良いと思います。
小さい組織だからダメとか、全然ないと思います。
小さな組織で世の中に大きな影響を及ぼしている企業もあるわけですし。
世の中の経営者が、自身がどういうタイプなのかをしっかりと分析して、そのうえで、自分に見合った会社経営を行っていくようになれば、もうしかしたら会社生存率が上昇するんじゃないかな・・・って思ったりする、今日この頃です。