「因果関係」と「相関関係」
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営 福岡支社の田中です。
今日は、明日からの東京出張に備えて、しっかりと身体を休める1日としました。
自宅から車で15分程度のところにある「木の葉モール橋本」に行って、買い物をしてきました。
さて、今日から読み始めている本が、「『学力』の経済学」という本。
日曜日の夜10時に、TBS系列で放送されている「林先生の初耳学」に何度か出演されている、中室牧子さんという方が書かれた本です。
この書籍は、どちらかというと子供の教育というところに焦点が当てられた本ではありますが、物事を分析する力を養うことができる本であると、私は感じました。
たとえば、「親の年収や学歴が低くても学力が高い児童の特徴は、家庭で読書をしていること」という分析。
これって、本当にそうなの?というのが、この中室さんの考え。
「読書をするから学力が高い」という、因果関係があるように報道されたりしていますが、そうではなくて、たとえば「親が子供に対する関心が高い」から、子供の本を買い与えて子供が読書をするようになり、子供に対して勉強するように促すから子供が勉強するようになる。
確かにそうですよね。
「読書をする」=「学力が高い」ということが絶対なのであれば、日本の親全員が子供に読書を進めるでしょう。
あくまでも、学力が高い子供がたまたまよく家庭で読書をしているだけと言うことで、別にそこに因果関係や相関関係がある訳ではないですよね。
物事の「因果関係」と「相関関係」について、しっかりと考えることの重要性を教えられて、めちゃくちゃ勉強になりました。
皆さんも、ぜひお読みになってみてはいかがでしょうか?