リーダーとして
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。
いま、「カルロス・ゴーンの経営論」という本を読んでいます。
いろいろと学ぶところが多かったので、ちょっとブログの中で纏めておきたいと思います。
日本人がリーダーとなる上での課題について、ゴーン氏が考えていること、それは「優れたリーダーの出現を阻む文化的な要因があることを認識して、対処する」ことが大事だと言うこと。
日本人は、相手や他者を思いやると言う日本的な文化から、相手に対する厳しい評価を本人に伝えるのを避けようとする傾向があると、ゴーン氏は説いています。
「私はあなたのこの部分には不満を持っている。あなたなら、もっと良い仕事ができるはずだ」と伝える必要があると言うこと。
厳しい評価の内容を伝えないで、その場での相手との関係を良好に保とうとすることは、痛みをどうにか散らして忘れようとするのと同じであると、ゴーン氏は言っています。
厳しい評価を伝えた時、相手は気分を害するかもしれない。
でも、リーダーは相手の気分がどうなるかでは無くて、成功するにはどうするべきかに力を注ぐべき。
日本人の傾向によって、リーダーであること、リーダーになることを阻むような文化的要因は取り除くべきだと言うのが、ゴーン氏の言うところ。
私にも、思うところがあります。
「確かに、遠慮して言いたいことが言えない事があったな」と。
自分がリーダーになるためには、相手がどうこうではなくて、相手の気分が害するからとかではなくて、「何のために」ということをベースに物事を考えなくてはなりません。
明日から、行動を改めたいと思いました。
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