どんなに大きくなっても、アナログ対話

皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営 福岡支社の田中です。
www.mapka.jp

先日たまたま見ていたテレビ番組で、すごく面白い番組があったので、それを今日はご紹介します。
 
「ボス潜入」という、NHKでやっている番組です。 
www4.nhk.or.jp
 
ある企業の経営者が変装して現場に入り込み、会社の課題を洗い出したり、自慢できる人材を発掘すると言う番組。
 
後日、その時に一緒にいたスタッフを呼びだして、正体を明かして、現場に入って感じたことや、課題を提示したり、しっかり褒めたりすると言うものです。
 
私が見た時は、コンビニの「ローソン」が取り上げられていました。
 
代表取締役社長の竹増貞信さんが、変装して現場に入り込んで、現場スタッフと一緒に仕事をしているシーンが放映されていました。
 
秋田県の店内調理の第一号店に出向いて、店内調理でどんな取り組みをしているかを社長自ら体験したり、大阪のスーパーバイザーと店舗回り同行をして、スーパーバイザーと各店舗がどうやって売上を上げるためのアクションをしたり打ち合わせをしているかを横で見たり。
 
ローソンのように巨大企業となると、経営陣と現場社員の間にいくつもの階層があるので、経営陣の思いが現場に行き届かなかったり、またその思いが現場とチグハグだったり、逆に現場の状況を経営陣が把握できなくなったりすること、やはりあるようですね。
 
竹増社長も、いろいろと学ばされたことが多かったようで、「どんどん本部に対して意見を言ってほしい」とか「現場の思いを伝えてほしい」とか、すごく実感を込めて仰っていました。
 
正体を明かされたスタッフも、現場に潜入していた人が自分の会社の社長だったことを知ると、すごくビックリしていましたが、いろいろと社長の思いを聞いて、目が輝いて、「頑張ろう!」という気持ちになっておられた姿も印象的でした。
 
どんなに企業が成長したとしても、「アナログ対話」って重要ですね。
 
メールやSNSだけで思いを伝えるだけではダメ、何人もの人を通じて思いを伝えるだけでもダメ。
 
やっぱり自分の思いは、自分の言葉で、フェイストゥフェイスで話さなきゃだめです。
 
肝に銘じたいと思いました。