真摯さ
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。
今日は1日、鹿児島でお仕事です。
「みずほ号」に乗って鹿児島へ向かっていますが、この電車は博多駅を出ると、次が熊本、その次が鹿児島中央ですので、博多から鹿児島まで1時間16分で行けてしまいます。
いやぁ、ほんと便利、便利。
さて、今日は「真摯さ」について。
新幹線に乗っている時間は、仕事をしたり、本や雑誌を読んだり、有意義な時間を過ごすことが出来て、すごく良いです。
今日は「日経トップリーダー4月号」を読んでいたのですが、すごく考えさせられるきじがありましたので、ここでシェアを。
静岡県のある建設業の会社。
売上がなかなか振るわなかったため、広告を打ったり、大手の企業の取りこぼしを狙うなどの戦術で、売上を順調に伸ばすことに成功。
ただ、売上の伸びと反比例するように仕事の質が落ちてしまい、杜撰な工事をするようになってしまって、お客様からの信頼をぶち壊してしまう事件が起こる。
素人目にも分かるくらい杜撰な工事を見た施主から、「この家を燃やしてほしい」と言われたそう。
人生で一番高い買い物と言われる「家」を一大決心で購入したお客様からそのように言われるというのは、情けなかったでしょうね。
そんな時に、こちらの会社の社長は、ドラッカーのこんな言葉を思い出したらしい。
「商人とその顧客、自由業者とその顧客の間に必要とされているものは、仕事上の真摯さにすぎない。しかし経営管理者であると言うことは、親であり牧師であると言うことに近い。そのような場合、仕事上の真摯さだけでは十分ではない。人間としての真摯さこそ、決定的に重要である」
売上を上げることに必死になり過ぎるがために、大事なことを忘れていたことに気が付かれたそう。
社内を見てみると、社員に疲弊感が蔓延していたそう。
だから、戦術をガラリと変える。
価格を訴求するセールストークをやめて、社員1人1人が家づくりに込める思いを語ることにしたのだそう。
営業エリアも絞ることで、即お客様対応ができるようにしたのだそう。
いまでは、売上を更に伸長させることに成功しているのだそうだ。
私も、福岡支社長という役割を頂いているので、経営管理者です。
親や牧師のような真摯さを、私は持てているだろうか・・・。
人間としての真摯さを持てているだろうか・・・。
部下の成長を応援し、人と組織を育て築き上げる存在になれているだろうか・・・。
まだまだ足りていない!
昨日のブログでも書きましたが、人としての器を大きくし、真摯さを追い求めて行かなければな。
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