中小企業の廃業の理由を見て
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営 福岡支社の田中です。
今日の福岡は、昼間に小雪が舞う、非常に肌寒い1日になりました。吹きつける風が冷たくて、昨日と気温差が激しく、凍えながら会社から帰ってきました。
さて、日経新聞を見ていましたら、あるページの囲み記事に見入ってしまいました。
「中小企業の廃業」に関するデータ。
中小企業経営者の2人に1には、自分の代で廃業と思っているとのこと。
廃業予定の大半が4人以下で、同業他社より業績が悪いというデータも出ているそうで、やはり「5(と10)の壁」というのは、正しいのですね。
びっくりしたのは、「当初から自分の代で廃業と考えていた」とのこと。
「企業=ゴーイングコンサーン」というのが前提だと私は思っていたのですが、どうやら自分の代だけで良いと考えている方が多いようですね。
環境や景気がそうさせているのでしょうか?
起業する人には、半永久的に続く企業を構築してほしい。そこで働く人たちや利害関係者のことを思いながら会社経営をしてほしいと私は思ってしまいます。
だって、人が止まって企業になる訳だし、相手があってビジネスが成り立つ訳だから、相手がいなくなってしまえばビジネスは成り立たない。
これから起業するに人には、ぜひ、それなりの覚悟を持って、続ける覚悟でやってほしいと、データを見ながら思った次第でした。