リーダーの仕事=「もっと、もっと」

おはようございます。今日からゴールデンウィーク後半がスタート。出先で俺のキャッシュフローをご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。

 

さて、昨日のブログでマクドナルドの話を出しましたので、マクドナルドについて今日はブログを書こうと思います。

 

マクドナルドの創業者は「レイ・クロック」という人物。1961年にマクドナルド兄弟から権利を買い取って、1984年に亡くなるまでに世界中に8000店舗を展開させた、凄腕経営者だった。

 

レイ・クロックは、ひょんなことからマクドナルド兄弟がやっていたハンバーガー店に行くことになったそうだ。そこで見た光景は、レイ・クロックの度肝を抜くものだったらしい。清潔なお店、糊のきいた制服、きびきびと働くスタッフ。そんなお店が提供するハンバーガーを求めて行列が絶えなかったそうだ。

 

クロックは感動して、これと同じお店を米国中の主要道路に展開させるというアイデアを思いつき、フランチャイズ契約をマクドナルド兄弟と結んで、1号店をオープンした。フランチャイズ契約を結んでから1号店のオープンまでは実際1年かかったそうだ。それだけの期間が掛かってしまったのは、ポテトの味から店の設計まで、完ぺきを求めて試行錯誤を重ねたからだったよう。

 

基準を満たさない肉を見分ける50項目のリストまで作ってオーナーたちに渡し、店内や駐車場、その周辺の道にまで気を配るようにと指導をしたようだ。ネオンのつけ忘れだけで怒ったり、駐車場のゴミを見つけては怒鳴ることもあったそうだ。

 

「忙しくて手が回らなかった」というのは言語道断。完ぺきを求めて、取るに足らないようなことも見逃さなかったようだ。

 

「もっとましなハンバーガーを、もっと迅速なサービスを、もっと清潔な場所を提供できないなら明日破産して別のビジネスをやった方がよい」「困難は百も承知で、私はマクドナルドに完ぺきを求め、それを何よりも優先した」など、オーナーや部下を鍛え上げて、ライバルとの戦いに勝ち抜いていった。

 

中途半端な仕事に対して、上に立つ人物は「Yes」と簡単に言ってはいけない。それでは部下も育たないから。最高の仕事をするためには、時に頑固な完璧主義者にならなければならないのかもしれないですね。

 

さて、ゴールデンウィーク後半初日、しっかり休息も取りながら、5月のこれからの仕事を飛躍させるための準備期間にしたいと思います。

f:id:mr_ryotan3:20140503101744j:plain