順風満帆だからこそ、過酷な道を選ぶべし

おはようございます。さぁ、今週の1週間が今日から始まります。頑張っていきましょう!

 

さて、先週だったでしょうか、「サントリー」と「ビーム」が経営統合して一緒になった「ビームサントリー社」が会見を行っていましたね。サントリーホールディングとして2020年までに蒸留酒1兆円を目指すのだとか。サントリーの挑戦は、すごいですね。

 

このような常に挑戦し続ける姿勢は、以前からあったようです。サントリーといえば「ウイスキー」というイメージがあるように、昔から洋酒でブームを起こしていた会社だった訳で、「山崎」とか「響」といった銘柄は有名ですね。

 

でも、そんな中で「ビール」への挑戦を行ったそうです。それが1960年の話。それより以前に一度ビール業界に挑戦したことがあったようですが、上手くいかずに6年で撤退した経緯があったようですが、再挑戦を決めたのだとか。

 

当時の社長である佐治敬三氏いわく、ウイスキー業界だけという殿様商売では油断と慢心を生んでしまうので、挑戦が必要だと考えていたようだ。市場を広くとらえ直して、「ウイスキーという市場ではサントリーは巨人であるが、酒や飲料という市場から考えたら、まだまだ小さな存在。だから大きな市場に打って出ることで社内を活性化させて挑戦の風土を作ろうとした」そうだ。

 

苦難の中で様々な展開をして見せて、赤字に苦しみながらも徐々にビール事業を定着させて、ようやく2008年に黒字に転換することができた。いまでは「プレミアムモルツ」は、ブランドとして確立されたものになっていますね。

 

もちろん成長発展の企業には挑戦は必要だが、絶頂期であっても緒戦し続けることは大事なのですね。今回の経営統合もその一端なのでしょう。改めてすごいなと感じます。

 

さぁ、それでは今日も1日頑張るとしますかね。

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