在庫を持つということ
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日もブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
台風が近づいているからでしょうか、若干ジメジメしますね。
台風は明日来るみたいですから、今日から明日にかけて、十分注意しましょう。
さてさて、今日はちょっと財務のお話し。
皆さんは、【在庫】って何だと思いますか?
商品? 製品?
実は「お金」なんですよね。
お金が在庫(商品製品)という形に変わっているモノなんですよね。
売上をつくるために、ある程度の在庫を持つことは経営する上では必要、いや、重要なことです。
ただ、ある程度のレベルを越えて過剰になってしまうと、それは経営をする上ではあまり良いことではありません。
お金という形であれば、経費の支払いに使えたり、何かの投資に使えたりする訳ですが、在庫という形になると使い道は「売る」しかなくなっちゃうんですよね。
では、売れないとどうなるか?
「売れなくなる前に安売りセールをやろう!」となって、本来の価格より値下げをして販売が始まります。
そうすると、粗利率が下がってしまい、本来確保できる利益が確保できなくなっちゃいます。
そうすると、キャッシュフロー(資金繰り)に影響がでますね。
本来の販売価格より下げるわけですから、入金額も本来の額よりも下がる訳ですので、それでキャッシュフローに影響がでるという訳です。
だから、本来持つべき在庫より過剰に持ってしまうというのは、あまりよろしくないんですよね。
戦略的に、一時的に過剰になる分には良いと思いますが。。。
ストックビジネスをされている皆様、いかがですか?
過剰に在庫を持ってしまって、自身の首を締めているようなことがあるならば、改めるようにしましょう!
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