事業再構築補助金、採択されるポイント

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

  

本日もブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。

  

今日も1日、よろしくお願い致します。

 

さて今日は、前回のブログでお伝えしました通り、「事業再構築補助金」の申請ポイントについて、私が思っていることを書こうと思います。

  

この事業再構築補助金は、定義がこのようになっています。

  

「新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援します」

 

これを見る限りは、新しいことにチャレンジするなら、どんなことでも補助してもらえる!と思ってしまうかもしれません。

  

皆様がお金を貸す立場になってみてください。

 

貸す相手に求めることは、なんですか?

  

いちばんは「きちんと返してほしい」ということではないでしょうか。

 

返してもらうためには、闇雲にお金を貸すことはしないでしょう。

  

人を選ぶでしょうし、何にお金を使うのかを気にするのではないでしょうか。

  

国が、今回の補助金でお金を返してほしいというリターンを求めている訳ではありません。

  

何を求めているかというと、「お金をあげるんだから、ちゃんと事業を成功させてね」ということです。

  

事業成功の確率が高いところにお金が渡る、つまり補助金が支給されます。

  

では、事業成功の確率が高いとは、何を持って高いか低いかが判断されるのか?

  

その判断基準はすごく難しいですが、一つ言えるのは、今までの事業と無関連のことをやるとなると、事業成功の確率は低いでしょうね。

  

「建設業の会社がラーメン屋さんを始める」

 

これは、成功しそうな雰囲気は感じられませんね。

  

「ラーメン屋さんが製麺事業を始める」

  

これは、関連性がありそうだから、成功しそうな雰囲気がありますね。

  

申請書の書き方も大事になってくるわけですが、そもそも関連性のある事業であったり、会社の強みを活かした取り組みでなければ、採択される確率は低くなるでしょう。

  

皆様が今回の補助金で取り組まれることは、今までの事業に関連性があることでしょうか? 会社の強みを活かした取り組みでしょうか?

  

もしそうでないならば、この「事業再構築補助金」に申請を出されるのは辞めたほうが良いと思いますね。

  

f:id:mr_ryotan3:20210216105745p:plain

  

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〇株式会社ティー・エー・リンクのFacebookページ

   https://www.facebook.com/talink0530/

Youtubeチャンネル「T-A.Linkチャンネル」

   https://www.youtube.com/channel/UCHN5PgX3UeiXbUxaIIZN0Fg/featured?view_as=subscriber

〇「T-A.Link Leader's College」(セミナー)のご案内

   https://t-a-link.peatix.com/

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆