事業再構築補助金、採択されるポイント
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日もブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
今日も1日、よろしくお願い致します。
さて今日は、前回のブログでお伝えしました通り、「事業再構築補助金」の申請ポイントについて、私が思っていることを書こうと思います。
この事業再構築補助金は、定義がこのようになっています。
「新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援します」
これを見る限りは、新しいことにチャレンジするなら、どんなことでも補助してもらえる!と思ってしまうかもしれません。
皆様がお金を貸す立場になってみてください。
貸す相手に求めることは、なんですか?
いちばんは「きちんと返してほしい」ということではないでしょうか。
返してもらうためには、闇雲にお金を貸すことはしないでしょう。
人を選ぶでしょうし、何にお金を使うのかを気にするのではないでしょうか。
国が、今回の補助金でお金を返してほしいというリターンを求めている訳ではありません。
何を求めているかというと、「お金をあげるんだから、ちゃんと事業を成功させてね」ということです。
事業成功の確率が高いところにお金が渡る、つまり補助金が支給されます。
では、事業成功の確率が高いとは、何を持って高いか低いかが判断されるのか?
その判断基準はすごく難しいですが、一つ言えるのは、今までの事業と無関連のことをやるとなると、事業成功の確率は低いでしょうね。
「建設業の会社がラーメン屋さんを始める」
これは、成功しそうな雰囲気は感じられませんね。
「ラーメン屋さんが製麺事業を始める」
これは、関連性がありそうだから、成功しそうな雰囲気がありますね。
申請書の書き方も大事になってくるわけですが、そもそも関連性のある事業であったり、会社の強みを活かした取り組みでなければ、採択される確率は低くなるでしょう。
皆様が今回の補助金で取り組まれることは、今までの事業に関連性があることでしょうか? 会社の強みを活かした取り組みでしょうか?
もしそうでないならば、この「事業再構築補助金」に申請を出されるのは辞めたほうが良いと思いますね。
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