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皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

先日、次に予定していたお客様のところへの訪問まで少し時間があったため、カフェでデスクワークをしておりました。

すると、４つ隣のテーブルに座っていた男性（仮名：Aさん）が、大きな声を上げ始めました。

Aさんは、見た感じは、５０歳代ですかね。

携帯電話で誰かと話をしている模様です。

「はぁ～、お前、何やってんだよ！」

「調子に乗るんじゃね～ぞ！」

「ちょっと優しくすると、すぐつけあがるなぁ～！」

どうやら、自分の会社の部下と電話をしているようだ。

とすると、このAさんは、どこかの会社の経営者なのだろうか・・・。

何やら、携帯電話で話している相手（仮名：Bさん）が、仕事でヘマをやらかしてしまったらしい・・・。

Aさんは、携帯電話で電話が終わった後も、まだまだ怒りが収まらないようで、飲んでいる冷たい飲み物のコップを強く机にたたきつけたり、貧乏ゆすりをしたりしている。

しばらくすると、その携帯電話で話をしていた相手（Bさん）がやってきました。

Bさんは、６０歳代ですかね。

明らかに、Bさんの方が年上。

Bさんは飲み物を購入して着席するなり、Aさんは、またまた大きな声を出し始める。

「さっき言ったこと、もうやったんだろうなぁ～！」

「お前、これからどうするんだよ！」

Bさんは、そんなことを言われている最中に掛かってきた電話に出始めて、誰かと会話をし始める。

電話をしているにもかかわらず、Aさんはこんなことを言い始める。

「その電話、いまの会話と関係ない内容だったら、後でぶん殴るからな！」

「分かってるんだろうなぁ！」

Bさんは電話が終わると、委縮した感じで注文した飲み物を飲み始める。

「それ飲み終わったら、お客さんのところにいくぞ！」

どうやら、Aさん＆Bさんの2人で、お客さんのところに謝りに行くらしい。

数分して、飲み物を飲み終えたBさんは、Aさんに連れられて店を出て行った。

引き続き、Aさんは何かぶつぶつ言いながら。

人間、誰にだって失敗はある。

でもその失敗を、このAさんのように、公衆の面前で怒鳴りつけるように社員に怒るのは良くない。

間違いの程度はあるかもしれないけれど、仮にも怒るのであれば、誰も見ていない、聞いていないような空間で、2人きりになって怒るべき。

まして、AさんよりもBさんの方が年上なわけだから、Bさんにもプライドがある。

そのプライドを、平然と傷つけるようなことをやってはいけない。

まぁ、そもそも怒ること自体が良くないんだけれどね。

もしこのAさんが、Bさんを含めた社員を雇っている経営者であったのならば、経営者として失格である。

先ほど言った、「人間、誰でも失敗する」ということが許容できずに怒りの感情を所かまわずぶちまけてしまうのは、社員からは信頼を置いてもらえないだろうから、人の上に立つ経営者としては失格。

経営者として、あってはならない姿を目の当たりにし、こちらまで気分の悪い思いをしてしまった出来事でした。

こうはならないように、私も気を付けよう。