外部環境が厳しいときの経営のあり方

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。

 

昨日のことですが、ある企業経営者の方とwebミーティングを行っておりました。

 

新型コロナウイルスの影響で売上が下がってきてしまっており、今後の資金繰りに関してのご相談を、webミーティングで受けておりました。

 

飲食店(割烹料理屋)を経営されている方です。

 

売上は、前年と比べると40%程度のダウンとのこと。

 

やはり厳しいですね・・・。

 

そんな中でも、「仕出し弁当」の売上は好調のようでして、単価が500円とか700円とかではなくて、3,000円とか5,000円するようなちょっとお値段の高いものではあるのですが、新型コロナウイルスで宴席やイベントができない分、いつもよりもちょっと豪華なお弁当でお祝いであったり、イベントをやろうという方が増えているようでして、それで「仕出し弁当」の売上が好調なのだとか。

 

その会社の社長からお聞きしたところ、「単価が500円とか700円とかになると、どうしても画一的な弁当を提供せざるを得ないけれど、単価が3,000円とか5,000円であったら、どんなイベントなのか?とか、どんな年齢層なのか?など、お客様の情報をお聞きすることによって、そのお客様であったり、そのイベントに合ったサービスが提供できる」とのこと。

 

実際に、お客様に合わせたサービスを提供することによってすごく喜んでいただけるお客様も出てきているようで、ファン化に繋がっているそうです。

 

こうやってファンを増やすことって、大事なことですよね。

 

ファンが増えれば、固定客に繋がり、引き続き何かイベントがあったら仕出し弁当を頼んでくれるでしょうし、新型コロナウイルスが終息した時にはお店にお越しいただいたりもするでしょう。

 

お客様を大切にすることで、お客様に喜んでいただける。

 

こういう外部環境が厳しい時の経営のあり方について、勉強をさせて頂いた気がしました。

 

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