決算書が完成したタイミングには・・・
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーナター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日、お世話になっている会計事務所から、株式会社ティー・エー・リンクの決算書が届いた。
損益計算書や貸借対照表、勘定科目別明細などなどがファイルで綴じられていて、良く企業の決算書の分析をさせてもらう際にいただく資料が届いたのです。
「1年が終わったんだなぁ」と、しみじみとしてしまいました。
このタイミングで、改めて昨年1年間の経営について総括することは大事ですね。
経営計画を立てる際にも、昨年1年間の振り返りをした上で計画を立てているけれども、決算書がきちんと整理されたタイミングでもう1度振り返りをしてみることを、私は経営者の皆様にオススメしたいです。
なぜか?
決算書が完成するタイミングは、新しい年度が始まって2か月後。
新しい年度のスタートダッシュが切れているかどうかを効果測定するにはちょうど良い時期です。
経営計画を立てた際に抽出した課題に対して、いつまでに、誰が、どのように克服をしていくかを決めていると思うが、その進捗をチェックするには非常に良いタイミングです。
このタイミングで、課題に対する取り組みが全く進捗していないのであれば、恐らく今年度の終わりにも同じ課題を抽出することになるでしょう。
いまの段階では、まだかわいいレベルだったその課題も、もしかしたら取り返しがつかないほどの問題になってしまっているかもしれません。
そうならないようにするためにも、決算書が送られてきたタイミングと言うのは、昨年度を改めて振り返る良い機会ですので、経営者の皆様にはぜひ、改めて昨年度を振り返るということをおススメしたいです。