「SDGs de 地方創生」体験記
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーナター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日、「SDGs de 地方創生」というカードゲームでSDGsと地方創生について学ぶセミナーを受講してきました。
ゲームのルールを覚えることにちょっと時間が掛かってしまいましたが、非常に学ぶべきことが多い内容でした。
プレイヤー1人1人には役割が与えられて、私は「NPO」の立ち位置。
貧困や格差をなくして行くために活動をしていくことがミッションとして与えられました。
その他のプレイヤーも、「行政」であったり、「商店街の店主」であったり、「工場の経営者」など、さまざまな役割が与えれていて、それぞれミッションが与えられています。
そのミッションを達成させていくために活動をしていくわけですが、自分1人の力だけでは絶対にミッションが達成できない仕組みになっていて、他のプレイヤーといかに協業したり、ミッションを達成させていかなければならないようになっています。
そして、そのミッションを達成させることにより、街の環境が良くなることもあれば、環境が悪くなってしまうこともあって、環境が悪くなってしまうと、遂行したいと思う活動に制限が掛かってしまうということもあったりします。
現実社会でも、そのようなことって起こり得ますよね。
街を繁栄させようとして大企業を誘致したいと思ったら、それによって便利にはなるかもしれないけれど、町の商店が衰退してしまうことになってしまい、町の活性化が失われてしまうかもしれない・・・。
たくさんのことをやりたいんだけれど、国から与えられる予算は限られているし、リソースも限られているので、やれることには限りがある。
そもそも行政が何をやりたいかを一般市民は理解していないため、結局のところ「行政は行政、一般市民は一般市民」となってしまい、情報の共有がされない環境になってしまう。
そんな現実世界で起こりうる事柄に対して、自分自身はどのような活動をすればよいのかが、ものすごく良く分かり、体験できる内容となっていました。
なかなか言葉で伝えることは難しいのですが、ご興味持たれた方は、ぜひぜひこの「SDGs de 地方創生」カードゲームを体験していただきたいですね。