キャッシュレス決済の落とし穴を、避ける方法

皆様、こんにちは。
 
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーナター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
 
今回のブログは、前回の続きです。
 
「キャッシュレス決済に潜む落とし穴にはまらないようにするためには、どうしたら良いのか?」について、書かせていただこうと思います。
 
前回も触れました通り、キャッシュレス決済をやりますと、それまで直ぐに入金されていたお金が、翌月なり翌々月に入金と言うことになりますため、資金繰りが圧迫されてしまいます。
 
現に、この影響で倒産をしてしまった企業も出てきているようですし・・・。
 
じゃあ、どうしたらよいのか?
 
「資金繰り予測を立てる」ことでしょうね。
 
つまりは「経営計画」です。
 
「今月、これだけの売上が上がったら、どのタイミングで入金がされるのか?」、「支払が立て込むタイミングで、きちんと入金が行われ、資金が潤沢な状態で支払いが行われるか」、このようなことをきちんと予測しておく必要がありますね。
 
もし資金が潤沢でない状態で支払額が大きいのであれば、一時的に金融機関に融資をお願いする必要があります。
 
前回のブログで触れました、キャッシュレス決済を導入したことで倒産してしまった高知のスーパーマーケットは、恐らくこれをやらなかったのでしょうね。
 
ちゃんと経営計画を立てていれば、もしかしたら倒産させずに、生き残ることができたかもしれなかったのに・・・。
 
現在は、コロナウイルスで経営状況が厳しくなり始めている会社さんも出てきていることと思います。
 
ちゃんと資金繰り対策を考えるためにも、経営計画を立てて、資金繰り予測を付けながら経営をしていかれることを、強くお勧めしたいと思います
 
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