リーダーの仕事は「決めること」
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーナター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
いま、「世界倒産図鑑」という書籍を読んでいます。
これも、日経トップリーダーに紹介されていた書籍です。
まだ20%程度しか読めていませんが、いろいろと勉強になることが多いですね。
「意思決定のタイミングを間違えてしまうと、一気に会社が倒産にまで追い込まれてしまう」ということが色々な倒産した企業の実例教訓として書かれていて、やはり意思決定をスピーディーに、かつ適切なタイミングで行うことは大事なのだなと思いました。
例えば、「ブロックバスター」という企業。
1980年代後半から、アメリカのレンタルビデオ業界を席巻した企業だったのですが、企業内部のしがらみにとらわれてしまい、経営環境の変化に対応することができず、最終的には倒産をしてしまったという事例。
また、MGローバーというイギリスの自動車メーカーも、冷静に経営環境を分析して、中長期視点で物事を考えることができていなかったために、最終的には倒産へと追い込まれてしまった。
経営の中における「決める」ということは、その後の会社の運命を左右したりもしますので、大変重要なことです。
それを適切なタイミングで、スピーディーに、冷静に行うことがなされなければ、お客様やそこで働く社員、その社員の家族、利害関係者に、計り知れない多大な迷惑をかけてしまうことになります。
怖さはありますが、でもそれが「リーダーの仕事」。
決めることに躊躇してしまうようでしたら、リーダーは務まらないし、やらないほうが良いですね。
私は、まだまだ冷静に、適切に、スピーディーに意思決定ができているという自信がありませんが、決めたことに対しての迷いは全くありませんし、決めること自体は楽しいです。
だから、リーダーを務める資格はあるのかな・・・(笑)
私も、まだ1人会社ではありますが、多くの関わってくださっているお客様、関係者の方々がいらっしゃいます。
そうした私を支えて下さっている皆様に貢献できるよう、これからも臆することなく「決める」ことを適切に、スピーディーに、冷静に行って行きたいと思います。