いまの時代のビジネス
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
「リアルビジネス3.0 あらゆる企業は教育化する」という本を、つい先日まで読んでいました。
いまの時代は、モノを売る時代ではない。
その、モノを売る時代を「1.0」とするならば、サービス提供をする時代というのが「2.0」、そしていまの時代は「3.0」、「教育化の時代」ということなのだそうだ。
例えば、この書籍の中で紹介されていたのが「ベルフェイス」という会社。
営業に特化したウェブ会議システムを提供している会社で、最近CMなどでも良く見かけますね。
一般的な営業システムの販売会社であれば、ただ単にシステムを販売するだけで、そのシステムを使ってお客様が成果が出せるかどうかについては、お客様次第という考え方。
サービス化の「2.0」をやっている会社は、営業システムを販売した後に導入コンサルまで行って、手厚いサポートをし、お客様の稼働促進を行う。
このベルフェイスと言う会社は、教育化の「3.0」を行っており、ユーザーの事例発表会の開催や、スター営業マンの育成など、お客様の営業成績向上をあらゆる側面からサポートを行っている。
広島で酒屋を経営している「酒商山田」という会社は、全国のお客様と対話をしながら酒を厳選し、データ化されたお客様の好みや購買履歴などによって、的確なアドバイスを行っている、「教育化3.0」を行っている。
通常の酒屋だったら、価格で勝負したり、品ぞろえで勝負をしたりするものだが・・・。
ただお客様に商品やサービスを売るだけではなく、お客様に良くなってもらうために支援をするということが、いまの時代のビジネスなのでしょうね。
お客様のことを考えられない自分よがりの会社は、今の時代のビジネスの流れに取り残されてしまって、淘汰されてしまうのかもしれませんね・・・。