いまの時代の経営者が、なすべきこと
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日は、MAP経営で「将軍の日」の講師を務めさせていただきました。
ここ何ヶ月かはマンツーマンでの「将軍の日」開催でしたので、複数社が一堂に会しての「将軍の日」は久しぶりで、いろいろ勝手を忘れており、自身の中ではバタバタとしておりました。
でも、ご参加いただきましたお客様には満足をしていただけたようで、良かったです。
今後も、MAP経営で月1~2回「将軍の日」の講師を務めさせていただく予定になっていますので、よろしければ遊びにいらっしゃってください。
さてさて、その「将軍の日」についてですが、現在の経営環境がどうなっているかという話を、自身が1年間経営をしてきて感じたことを含めて、昨日はお伝えをさせて頂きました。
経営者の仕事は「会社の将来ビジョンを指し示し、それを掲げること」だと、私は強く確信しています。
それは、どんな経営環境であってもやらなければならない経営者の仕事です。
「先行き不透明なんだから、将来ビジョンを指示しても意味がないでしょ」と仰られる経営者の方は、私は「経営者、失格」だと思います。
仕事を放棄しているわけですから。
どんな経営環境であったとしても(たとえ厳しい経営環境であったとしても)、経営者は経営者の仕事をしなければなりません。
確かに、いまの時代は「VUCA時代」と言われる、非常に厳しい経営環境です。
●V(Volatility/変動性)
●U(Uncertainty/不確実性)
●C(Complexity/複雑性)
●A(Ambiguity/曖昧性)
世の中は劇的に変化するし、いつ何が起こるか分からないし、ボーダレスの時代だから複雑だし、見通しが分からない(=曖昧)、そんな時代です。
でも、それを言い訳にして(=他責にして)、経営者が経営者の仕事を放棄してしまうなら、そのもとで働いている社員は幸せになれるのでしょうか。
社員とその家族を守ることも経営者の仕事です。
そのためにも、経営者は「どんなに厳しい経営環境だったとしても、ウチの会社は●●を目指してやっていくんだ!」という、強い信念を持ち、ビジョンを掲げ、前に突き進んでいかなければならない。
昨年1年間、会社経営を行って強く感じましたので、上記のようなことをお話させていただきました。
ビジョンを掲げることって、緊急性のあることがらではないですから、どうしても後回しにしてしまいがちです。
でも重要な仕事です。
重要な仕事にしっかり手を付けるために、時間を確保することが大事!
それが「将軍の日」に参加をする!ということになるわけです。
経営者が経営者の仕事をするためにも、ぜひぜひ「将軍の日」にお越しいただければと思います!