単年度経営計画作成のキーポイント
皆様、こんにちは。
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
今日は、風が冷たくて、冷える朝になりましたね。
皆さん、どうぞ風邪などひかれませんように・・・。
本日もどうぞよろしくお願いいたします!
昨日、仕事の間の時間を使いまして、来年度のティー・エー・リンクの「単年度経営計画」を作成しておりました。
その単年度経営計画を作成していて感じたのは、「『やりたいこと』と『やれること』の折り合いをどうつけるか」が、単年度経営計画を作成するときのポイントであることです。
中期経営計画のように、冒険心あふれる経営計画を作成することはできません。
必達の目標を単年度経営計画は作成しなければならない訳です。
とはいえ、チャレンジングな目標設定も盛り込まなければ会社は成長して行きませんので、イメージとしては「現在を100としたならば、110~120くらいの目標設定をする」というのが、単年度経営計画を作成するときのポイントとなります。
でも、「あんなことやりたい」「こんなことやりたい」と、やりたいことは、どんどん泉のように湧いてくるんですよね。
だから、その「やりたいこと」と、客観的にかつ冷静にいまの自分のリソース(人的・物的・時間的などなど)を考えたときに「やれること」をそれぞれ考えて、それをどう折り合いをつけていくかが大事なのかもしれないと、自分で単年度経営計画を作成しながら感じました。
私の場合で言いますと、4月くらいには即戦力社員に入社をしてもらい、一緒になってどんどん業務拡大をしていきたいと考えたんです、最初は。
でも、いま現時点でのリソースや第一四半期のことを考えたときに、どう考えても4月に採用を行う余裕がないことが分かったんです。
損益的にも苦しいですし、採用のための活動に時間をさける訳でもないことが分かりました。
でも、これを「採用をやめる」という選択肢にしてしまったら、来年1年間の会社の成長は無いと思いましたので、7月ごろに即戦力社員を採用しよう!
このように考えました。
このように、「やりたいこと」と「いまの会社でやれること」、この2つをどう折り合いを付けながら単年度経営計画を作成していくかが、単年度経営計画作成のキーポイントとなるわけです。
教えている立場だとなかなか気が付かないことが、自分でやる立場になると気づきがある。
また1つ、成長できたような気がします。