「CS」と「ES」
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
昨日のことですが、日経トップリーダーが主催する「社長力アップ講座」に参加してきました。
京都で佰食屋を展開している、株式会社minittsの中村朱美社長のご講演でした。
佰食屋さんと言えば、最近ビジネス系の雑誌やテレビで数々取り上げられていますよね。
先日も、テレビ東京系列で放送されている「ガイアの夜明け」で紹介がされていました。
お店の名前の通り、1日100食限定で、しかもランチタイムのみ営業。
それ以上はやらない!というポリシー。
なぜそのようにしているかというと、
①社員が早く帰れるようにしてワークライフバランスの実現
②飲食業界で問題になっている「フードロス」をゼロにすることができる
③確実にクリアできる目標にして経営を簡単にする
④どんな人も戦力化させることができる
中村社長のこの4つのポリシー、100食限定にすることによるメリットをお聞きしていると、「経営はやらないことを決める事」とよく言われますが、それを現実に行っておられる経営者だな!と感じます。
そして何よりも、社員に対する愛情をたくさん注いでいるということも分かりました。
社員全員が、仕事をしている中で幸せを感じてもらいたいため、自己決定権を与えている。
勤務時間も自由に選べるし、休みも自分で自由に設定できるようにしているそうだ。
自己決定権があるということは、それだけ仕事に対する責任が社員に与えられるということで、それが仕事へのやりがいに繋がる。
人って、自分で決められることが多くなればなるほど、やる気が出ますからね!
上から「やれ!」ではない訳ですから、ノルマではない訳です。
通常、飲食業界の食材原価率は30%言われるところ、こちらの佰食屋さんは50%掛けているそうです。
国産牛のステーキ丼が、1000円で食べられるって、めちゃくちゃリーズナブルですよね。
お客様に良いものを提供し(CS)、従業員を大切にする(ES)、CSとESのバランスが絶妙にとれている、素晴らしい会社だなぁと思いながら、昨日のセミナーを聞かせていただいておりました。
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【インフォメーション】
10月8日(火)13:30~17:30 第2回T-A.Linkセミナー 開催
「ジレンマワークショップ」(詳細は以下URLをご覧ください)
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