それもMAS監査の一環!
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
本日は、西日本地域のある会計事務所様からご依頼をいただきまして、建設業のMAS監査の実践方法について、事務所内研修を行わせていただきました。
研修をやりながら改めて思いましたが、建設業ほどMAS監査が必要な企業はないでしょうね。
損益予測や資金繰り予測が絶対に必要な業種ですし。
でも、見通しが立てづらいということもあって、「経営計画って、本当に必要なのか?」と、経営者側も考えてしまうし、提供・提案するこちら側としても、そのように考えてしまいがち。
MAS監査をやろうと思ったら、工事案件ごとの管理も必要になってきますから、「そこまで管理なんて、やれてないよ」という声が聞こえてきたり。
経営計画が必要なのに、いま行える環境にないのであれば、やりながら一緒に環境を整えていけば良いんですよね。
MAS監査の大きな目的は、経営サイクル(P-D-C-Aサイクル)を定着させることによる目標達成支援。
経営サイクル定着のために、現状できていない原価管理をすることが必要なのであれば、二人三脚で一緒に作り上げちゃえば良いんですよね。
それもMAS監査の一環として捉えて。
MAS監査ができない理由を考えるんじゃなくて、どうやったらMAS監査ができるかを考え、そのお手伝いをするのがMAS監査であるって捉えたほうが良いのかもしれません。
こういう視点に立ってみると、まだまだMAS監査の可能性ってあるし、MAS監査って深いな~って思います。