こういう保育園に通わせたい!
皆様、こんにちは! 田中亮です。
本日も、ブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
さてさて、ネットサーフィンをしておりましたら、こんな記事を発見しました。
「“全員号泣” 中目黒の保育園のすごい運動会」
どういうことか?
気になって記事を読んでみました。
この保育園とは、「コビープリスクールかみめぐろ」のことのようです。
中目黒駅から歩いて12分程度の場所にあるようです。
この記事の中では、施設の特徴を「大人が働いているところより、はるかにいい環境」と書かれていた。
こちらの保育園の小林照男代表は、「保育現場の仕事で重要なのは共感」と言っておられる。
「子どもが何か感じたとき、もしくは表現しようとしているときに、そばにいる大人(保育士)がそれを見守るのではなくて、子どもと同じ気持ちになって一緒に感じたり表現したりすることです。それが子どもと大人(保育士)の『共感』なんです。同じ気持ちになること、それができる環境にすることがわたしの仕事でもあります」
それが一番わかりやすく表れているのが「運動会」なのだとか。
「わたしは運動会(コビースポーツフェスティバル)の打ち合わせの際に保育士たちに強く言います。『いいか、真剣にやるんだぞ』と。『遊びじゃないぞ』と。大人(保育士)は、仕事として運動会に臨んでしまい、その感覚で運動会を行いがちです。そして仕事を優先させてしまい、『子どもと共感する』ことを忘れがちになる。それではダメだ、気持ちと覚悟だと・・・」
つづけて小林代表は、このように話しておられる。
「わたしが保育士の表情、姿勢、立ち位置、目線の向け方、競技に参加していない者の座り方、さらにはマイクの持ち方、そこに流れる音楽まで綿密に指示し、チェックして運動会に臨みます。運動会はもっとも子どもと保育士が共感できるイベントですから、それを盛り上げるように演出しています」
「競技やダンスごとのフィールドの準備、用具出しやライン引きはすべて保育士が行います。当園ではライン引きにもプロの手際を要求していますから、運動会プログラムの合間に用具出し、ライン引きをしているのを保護者に見ていただきます。すると、あまりの手際のよさに、保護者から拍手をいただくこともあります」
保育士が円陣などで気合を見せつけ、気合十分の保育士のパフォーマンスもプログラムに入っているのだとか。
閉会後は帰宅する園児と保護者を全員で見送り、最後の1人が見えなくなるまで徹底的に見送る。
会場の後片付けは見送りがすんでから行う。
裏方の作業を見せずに、運動会のいいイメージを「最高の思い出」、お土産として持ち帰ってもらうために。
この記事を読んで、「サービス業の鏡だな!」と思いました。
お客様が誰か、誰のために仕事をしているのかがきちんと全社員に浸透しています。
小林代表は、「運動会では、幼い子どもたちが感情をストレートに表現します。そこに一緒にいて共感するのが保育士の仕事であり、共感する場がわたしたちの仕事現場なんです。ですから『一緒に悔しがって、一緒に喜んで、そして最後には、一緒に感動して涙を流せるように仕事をしよう』という言葉が生まれてきました」と話していました。
さすがに中目黒の保育園に息子は通わせられないけれど、このような気概を持っている保育園に通わせられたら良いなと思いましたね。