「全体最適思考」が生み出した結果
皆様、こんにちは! 田中亮です。
本日も、ブログ「俺のバランスシート」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
さてさて、ゴールデンウィーク突入1週間前です。
皆さん、楽しくお休みが過ごせるよう、スパートをかけていきましょう!
さてさて、以前から何度か取り上げております「人生に奇跡を起こす営業のやり方」とう本に書かれていたことにつきまして、今回のブログで触れたいと思います。
「『社の良き伝統』に立脚せよ」という部分について。
こんなことが書かれていました。
「社内の各組織はそれぞれ部分最適を追求しますから、それを全体最適に統合できるのは理念でした。・・・大義名分には反論しづらいのです。そうすると社内の風通しも徐々に良くなり、社内各組織間の関係がオープンなものになっていきます」
以前もこのブログで触れたかもしれませんが、私は「全体最適」という言葉が一時期嫌いでした。
都合よく「全体最適」という言葉が使われていて、結局のところ「部分最適」だったとことに辟易としていたことがありました。
なんで辟易としていたのか?
いま考えると、私自身も部分最適の信者だったからなのでしょうね。
都合の良い全体最適(私曰くは、これは部分最適)に対して、真の全体最適で私もぶつかっていればよかったのですが、私自身も部分最適の信者で、「ぶつかりたくない、面倒だから」「どうせ、ぶつかったところで何も変わらないでしょ」と思っていた節が、いま考えたらありました。
ちゃんと「全体最適」の意味、そして全体最適の根幹となる「理念」が、自分の中できちんと腑に落ちていなかったのだと思います。
この部分を読んで、つくづくと過去の自分を反省しました。
いまも、部分最適の考え方をしてしまうことがないわけではありません。
でも、ちゃんと自分が思っていること、やり遂げたいこと(つまり、自分の理念)を伝えれば、人は理解してくれて助けてくれることが分かった(いままで以上にオープンな関係になったことが分かった)し、いままでそんな切り口で話したことがないっていう話をお会いした方々とすることができています。
自分中心で考えてしまう部分最適ではなくて、大義名分であったり全体最適をベースとした考え方をこれからも持ち続けて、今まで以上にお客様と良い関係を築いていきたいと思います。