世界観はあるか?

皆様、こんにちは。

「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営東日本支社の田中です。www.mapka.jp

 

今日の日経新聞の5面に書かれていた「経営の視点」について。

 

『アマゾンが問う「小売りの輪」。世界観なき店舗は淘汰』という記事であった。

 

低価格による販売形態は、やがてさらなる価格競争を生み、そこから非価格競争が起こって価格が上昇し、そこから低価格の小売業が誕生する・・・。

 

これが「小売りの輪」というらしい。

 

初めて聞いた。

 

「将軍の日」で言うところの「商品ライフサイクル」と似ているかな。

 

アマゾンは、この小売りの輪を高速で回し続けているのだと言う。

 

スマートフォンで買い物ができる世界をつくり、買い物に行かなくても自宅に商品が届く。低価格も追求してくるし、購入履歴からオススメ商品の紹介もしてくる。どんどん新しい商品・サービスを打ち出してくる。

 

このアマゾンのやり方に淘汰される企業が続出。

 

ただ、全ての小売業界がアマゾンに席巻されたわけではない。

 

きちんと世界観なりコンセプトを持っている会社は、「小売りの輪」の回転を維持しながら生き続けている。

 

三越伊勢丹ホールディングスは、売り場にコンシェルジュを配置して手厚い接客体制を敷いて、他との差別化を図っている。

 

ドン・キホーテは、うずたかく積まれた商品陳列の中から商品を探し出す楽しさを売りにすることで、他との差別化を図る。

 

ユニクロニトリ無印良品は、独自商品で売り場がつくられており、世界観を演出している。

 

業績不振を「景気が悪いから・・・」なんていう理由で片付けてしまっていては、アマゾンのような企業に淘汰されてしまう・・・。

 

そんなことが書かれていたのが、日経新聞5面の「経営の視点」であった。

 

これは小売業に限った話ではない。

 

どんな業種であっても、他との差別化を図り、企業としての世界観を打ち出して行かなければ、淘汰されていってしまう。

 

「この世の中、この社会に対して、何を提供していくのか?」

 

どの企業も、考えていく必要があるのだろう。

 

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