便利な世の中でも、季節は感じられる？

皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社ＭＡＰ経営福岡支社の田中です。

今日の福岡地方は、雨が降っていてとても寒く、気温は１０度までしか上がらないとのこと。

天気予報では、これから徐々に晴れてくるようですが・・・、そんな気配は一切感じない、そんな朝の時間です。

さてさて、今日は「便利な世の中でも季節を感じられる？」について書こうと思います。

福岡は、今週はじめに桜の開花宣言がされましたが、今日のように天気があまり良くなくて、気温も寒いので、今はまだまだ「お花見」って感じではないですね。

今週末になれば、どうやら天気が良くなるようですが。

「お花見」を予定していた日が天気の良い日に当たれば良いですが、「お花見」を予定してた日が天気が優れない日だったら、嫌ですよね。

そんな、雨や寒さの心配をすることなく「お花見」を楽しみたいというニーズの高まりから、どうやらいま「＃エア花見」なるものが出てきているようですね。

プロジェクターで桜の映像を映して、室内で「お花見」をするというものだそうです。

とある企業では、毎年社内で開催しているお花見イベントを「＃エア花見」に切り替えて、いつも料理制作しているキッチンでお花見をすることにしたそうだ。

社内設備のキッチンで料理をしたものであれば、冷えたお弁当なり料理を食べる必要はなく、温かい料理で「お花見」を楽しめます。

「お花見の場所まで行くのが億劫だから」、「花粉症だから外に長時間いるのがつらい」などの社内からの声があったからだそうだ。

なるほどね、わからないでもない。

でも、なんかこのニュースを見たときに、なんだろう、ちょっと気持ちが寂しくなりました。

晴れ渡った春の空の下で、暖かい陽気の中で本物の桜を見るからこそ、感動するんじゃないのかな・・・。

先日、海の中道海浜公園に行って、リアルな菜の花畑を見て、「キレイだなぁ」と思って感動したし、糸島半島の小富士梅林に行ったときにも、リアルな梅の咲いている姿を見て、これまた「キレイだなぁ」と思って感動しましたし。

季節を感じることができるから、感動するんだろうし。

これ、プロジェクターで投影されている花を見たところで、季節を感じることなんてないから、私は感動しないだろうな。

便利な世の中になるのは良いけれど、自然や季節を感じる（花鳥風月）ところまで便利な世の中の流れに乗せてしまうと、人間の感情ってどうなっちゃうのかな・・・。

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