「算数」と「国語」
皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。
昨日の日帰り東京出張を終えまして、今日は福岡市内で活動です。
今日も1日、張り切って行きます。
よろしくお願い致します。
さて、今回は「『算数』と『国語』の経営計画」について書こうと思います。
先日の全社会議の社長挨拶の中で、浅野さんからこういう話がありました。
「これからの時代の経営手法(経営計画)は、構成要素として、『算数のみ』ではなくて、『国語と算数の融合(つまり、戦略と数値計画の融合)』でなければならない」
そんな話がありました。
これからの時代、過去の延長線上で物事を考えてはいけないし、経営計画の作り方も、ただExcelか何かを使って数値をバッと並べる、そんなものであってはいけません。
きちんと戦略を盛り込むということが大事。
そのような話を聞いて、「そうか」と思いながら、昨日の飛行機の中で、雑誌「PRESIDENT」を読んでいました。
「会社の数字、お金のカラクリ」というタイトルの、3月19日号。
その中に、「国語と算数」という話が出てきました。
公認会計士の山田真哉先生が仰られた言葉が掲載されていました。
「決算書に出ている数字は定量的な『算数』の世界で、それだけでは無味乾燥で物事の本質は掴めない。そこで大切なのが、数字の裏付けとなる定性的な『国語』の世界。」
この文章が出てきたときに、「んんっ!」となりました。
続けてこのように書かれていました。
「マクドナルドは2014年8月に全店禁煙にして、一時は客足が遠のくと懸念された。しかし、実際に店に行くとファミリー層で賑わっており、これが売上増につながっているとわかる。こうした算数と国語をつなげることで、他のケースにも応用可能な生きた会計情報を読み取れるようになる」
ここでは「決算書や数字の読み解き方」ということで解説がされていたが、経営計画も同じですよね。
いや、むしろ、「経営計画こそ」ですかね。
将来のありたい姿を描くためには、もちろん定量的な目標(ゴール)を設定する必要があるが、そこに至るための戦略(つまり『国語』)がなければ、ただの数値遊びになってしまう。
「算数と国語を融合させた『経営計画』」、これをさらにどうやって広めていき、かつ、もっと価値あるものとしていけるか、真剣に考えていきたいと思います。
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