事業承継の新たな形!

皆さん、こんばんは。

 

最近、大きな会社での事業承継が相次いでいますね。しかも、「外部から経営者を招聘する」形の。サントリー資生堂などなど・・・。サントリーはローソンの新浪さんが、資生堂はコカコーラの魚谷さんが。武田薬品も外国人社長を迎えたりしています。

 

でも、これは大企業だけではなくて、小さい企業でも「外部から経営者を招聘する」ことが増えつつあるようですね。

 

事業承継と言うとこれまでは、「身内」「自社内の第3者」というのが鉄板で、最近になってM&Aもでてきましたが、4つ目の事業承継の形が出てきたようです。

 

でもこれは、「本当の意味での事業承継」にはならないみたいです。サントリーの新浪さんの場合も、創業者の曾孫を育てる役割を担っているようですので、新浪さんは中継ぎということのようです。

 

また、「経営は社外の人材に任せたとしても、株式は子どもに持たせたい」とか「いずれは自分の子供に継承させたい」という思いはまだまだあるようですし、さらに中小企業の場合は銀行からの借り入れを個人保証しているケースが多いですから、それをそのまま外部招聘経営者に引き継がせることも難しいですしね。

 

でも、子どもや社内に経営者として適する人材がいなければ、外部から経営者を招聘することも一つの手段。

 

外部からの招聘であれば、社内にいる人間以上に、理念やミッションやビジョンをしっかり共有したうえで経営承継しなければ、会社はガタガタしてしまうでしょうね。社員からの反発も少なからずあるでしょうから、なぜそれを行うのかをきっちり伝える必要もあるでしょう。

 

いずれにしましても、事業承継の、特に「経営承継」は難しいですね。でもそれをしっかり乗り越えてきた会社が、「会社30年説」という言葉乗り越えて、いまに至るまで存続し続けているのでしょう。

 

私も、そんな会社がもっと増えるように、日々活動していきたいと思います!

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