大手予備校から学ぶ、経営者の仕事とは?
おはようございます。
今日は月曜日、今週も1週間が始まりました。8月最後の1週間ですので、いつも以上に気合を入れていきたいと思います。よろしくお願いします!
さて、広島や北海道での土砂災害が報道されている裏で、代々木ゼミナールに関するとんでもないニュースが報道されていますね。
なんでも、現在27校ある校舎を7校にまで減らすのだとか。
代ゼミといえば、河合塾や駿台と並んで大手予備校ですが、なんでこんな風になってしまったんでしょうか・・・。
最近は、浪人生が減ってきているため、早い段階で現役生を獲得する方向性にシフトしなければいけなかったのに、代ゼミはその流れに乗り遅れてしまったのだとか。
また、国立や理系学部を選ぶ受験生が増えたことも要因のようですね。河合塾や駿台は理系希望の学生が多いようですが、代ゼミは私立文系が得意なようで、そこでも流れに乗り遅れてしまったようです。
さらには、経営効率の悪さも要因としてあったようですね。東進ハイスクールのようにネット配信授業を行えば良かったのでしょうが、代ゼミは100人以上を収容する大型教室で授業することが多いようで、一定の受講生が確保できなければコスト負担がのしかってしまい、経営効率が悪くなってしまう。
「少子化」という外部環境に対する“打つ手”を考えずに、漫然と昔と同じことをやり続けてしまうと、取り残されてしまうという典型ですね。
もちろん「少子化」をチャンスととらえるかピンチととらえるかは、経営者を経営幹部の判断だが、もしその判断をすることを怠っていたのであれば、犯した罪は大きいでしょう。
自分も気をつけなければ・・・。